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2020年1月

2020年1月31日 (金)

2019年度最後の学内模試

こんにちは。STkouhouです。

 

本学科では、3年生の夏から複数回、

国家試験を想定した模試を実施しています。

特に4年生の後期からは、毎月模試を実施しています。

学内模試に関する過去の記事はこちら

 

先日1/28(火)に、最後の学内模試が実施されました!

 

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国家試験では午前2時間半、午後2時間半の実施時間ですが、

学内模試では午前午後とも少し短い2時間ずつで実施し、
本番に備えています。

 

4年生が学内で模試を受けて、実力を確認する機会はこれが最後でした。

あとは2/15(土)の国家試験本番まで、あきらめずにひたすら頑張るのみです。

 

教員一同、全員合格を切に願っています!!

 

言語聴覚士国家試験まであと16

 

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2019年度後期定期試験中!

こんにちは。STkouhouです。

 

本学では後期の授業が終わり、1/28(火)から後期の定期試験が始まっています。

追試や再試の期間も含めると、試験期間は2/10(月)まで続きます。

 

定期試験中は、教員が試験問題などを準備するため、

教員のいる研究棟の一部の部屋は、学生の入室が制限されます。

学内はどことなく緊張した雰囲気がただよっています。

 

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本学科では3年生時と4年生時に、学内の施設で行う臨床実習がありますが、

この実習は所定の科目をすべて履修・合格していないと行くことができません。

再履修のために実習の時期が遅れると、卒業の時期も遅れることになり、国家試験は翌年以降受けることになります。

 

このような事情もあり、学生たちは皆履修科目を落とさないよう、熱心に勉強しています。

国家資格を目指す大学生活は、上記のような厳しい面もありますが、

その分熱心に勉強に取り組むことができるというメリットもあります。

 

試験が終われば楽しい休暇です!

みなさん頑張って乗り切ってください!!

 

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2020年1月24日 (金)

とよさか中高年教養大学『健康長寿学』が開催されました!

こんにちは。STkouhouです。

 

本学は新潟市北区にあります。

北区では、区民を対象とした教養講座『とよさか中高年教養大学』が開催されています。
この講座は、長寿社会の生きがいと健康の保持のため、生涯学習していくことを目的としたもので、年13回開催されています。
『とよさか』とは北区の地名です。

 
このうち本学は、『健康長寿学』という科目を担当し、本学の教員が派遣されています。

先日1月23日の講座では、本学科の田村俊暁助教が講師として派遣され、『若々しい話しことばの保ち方』というテーマで講義されました!

 

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田村先生の紹介はこちら

  

今回は49名の参加者が受講されました!

講義中は、参加者の方に声の衛生や訓練も体験していただきました。

声の衛生とは、通常の発声が困難になった患者さんに行う治療で、患者さん自身も治療に参加できる方法です。

具体的には、声を出したり咳払いをしたりするのを控えたりする他、加湿や水分摂取などでのどをうるおす、長く話をしない、喫煙や過度な飲酒など声に悪い生活習慣をただす、などの方法を指します。

声の衛生を実際にやってみると、これがなかなか難しいものです。

参加者の皆さんは体験授業をとても喜んでくださり、田村先生にとっても楽しい講義だったようですhappy01

 

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発声の障害は、主に耳鼻咽喉科で行われ、言語聴覚士は耳鼻咽喉科医と連携して治療に当たります。

患者さんの評価やリハビリには、発声発語機能の知識を持つ言語聴覚士が今後ますます活躍していくと思われます。

 

田村先生、ご講義いただきありがとうございました!

 

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2020年1月22日 (水)

台湾研修

こんにちは。STkouhouです。

 

本学は学生が海外研修に参加することを積極的に勧めており、

本学主催の海外研修プログラムも多数あります。

そのうちの一つ、台湾での海外研修に、

本学科の学生が参加しましたので、インタビュー形式でご紹介します!

 


 

ー研修はどのくらいの期間だったのですか?

昨年8月の14日間です。台中市にある弘光科技大で開催されたサマープログラムに参加しました。

様々な国の学生と交流できましたし、研修プログラムでは中国語講座や料理・美容などのクラスに加え、フィールド・トリップ(小旅行)もあったりと盛りだくさんで、非常に楽しく過ごすことができました。暑かったですけど(笑)。

 

研修中のパンフレットやポストカードの数々。
研修で交流した学生からの寄せ書きもありました。
ご紹介できなくて残念ですが、学生同士の交流写真もたくさんありました!

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ー今回の研修は、弘光科技大が本学の学術提携校になったことがきっかけで実現したのですよね?
はい、提携後初めての研修で、招待という形式だったため、
今回はプログラム参加費は免除していただけました。
プログラム中の観光の費用も免除していただけました。

 

ーそれはラッキーでしたね!弘光科技大とはどのような大学なのですか?

新潟医療福祉大学と同じように、医療や福祉、健康に関するコースがあります。
言語聴覚士を養成するコースもあります。
そのほかに福祉工学や動物保健管理、調理や美容に関するコースもあるそうです。

 

ーとても大きな大学なのですね。研修には弘光科技大の学生だけでなく、
諸外国から学生が多数参加していたと思いますが、コミュニケーション面はいかがでしたか?

正直大変でした(笑)
プログラム中のコミュニケーションでは中国語や英語が使用されていたのですが、
自分は英語を簡単なレベルでしか準備していなかったので苦労しました。
英語はほとんどアドリブで話して、あとはジェスチャーで補いました(笑)。

 
ー食生活の面はいかがでしたか?
朝は学校のそばの食堂やコンビニで済まし、昼はお弁当を買っていました。夜は外食でした。
台湾の方に誘われて屋台で食事もしました。台湾は屋台での食事が名物なんです。
食事の内容では、お米など日本食に近いものがあったので困らなかったです。
食費もそこまで高くなくて、一食300円前後ですみました。

 

ーそれはリーズナブルですね!宿泊面はどうでしたか?

大学の寮に泊まったのですが、とてもきれいで設備もすべてそろっていました。
ただ、インターネットがロビーでしか使用できなかったのはちょっと不便でした。

 

ー向こうの学生との交流はどうでしたか? 
台湾側の学生メンバーの中に、言語聴覚コースの学生が3人いて仲良くなり、
授業で使用する教室を見せてもらいました。
コースの規模は本学科と同じくらいで、1学年40-50人ぐらいの学生数だそうです。

 

言語聴覚コースの案内の写真でしょうか。
上は言語治療観察室、下は嚥下(のみこみ)の治療の実習室のようです。
“言語”は“語言”と表記されていますね。

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聴力検査の実験室でしょうか? 

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ーそれは興味深い体験でしたね!

相手は3年生で、もうすぐ病院実習が始まるので大変だと話していました。
学校ではどういう授業を受けているかいろいろ聞いてみましたが、やはりこちらと同じような科目を学習していました。

 

聴力検査の機器でしょうか?St_2

 

検査用具がたくさん詰まった棚。
右上の棚には失語症検査らしきもの、
左下の棚には発音の検査らしきものが入っていますね。

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小児用の教材の棚でしょうか?
本学科の言語発達支援センターにある棚の中身とそっくりです!

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本学科の言語発達支援センターの記事はこちらこちら

 

ー最後にまとめをお願いします。

今回の研修は本当に行ってよかったと思います。
ぜひ来年度も別の研修に参加したいと考えています。
まとまった期間海外で研修する機会は、大学生の今しかできないことだと思いますので、
これから入学する皆さんもぜひ積極的に参加することをおすすめします!

 

プログラムの終了証です。

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貴重なご報告をありがとうございました!

 

本学では海外研修に参加した場合、“コーヒーハウス”という学生向けの報告会で、全員英語で研修内容を発表することになっています。先日台湾研修の発表会がありました。

 
コーヒーハウスでの発表の様子

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本学主催の海外研修プログラムでは、
研修費用を一部大学が助成する制度があります。
特に1年生時に参加する場合は、助成金が他の学年より多くなります。
 

海外研修ではコミュニケーションに不自由することがあるかもしれませんが、
コミュニケーション障害を学ぶ言語聴覚学科の学生にとって、特に有用な経験ではないかと思います。

 

国際交流活動を推進している本学への入学を、ぜひご検討ください!

 

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2020年1月18日 (土)

入学前スクーリングが開催されました!

こんにちは。STkouhouです。

 

先日1/11(土)に、4月からの入学生を対象とした入学前スクーリングがありました!

本学の入学前スクーリングは、すでに入学が決定している方に対する入学前教育の一環として行われ、入学前の準備の一助としてもらう企画です。

 

最初は大学全体のプログラムがあり、その後学科別のプログラムが開催されました。

 

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本学科のプログラムは、ワールドカフェ形式で行われました。

ワールドカフェとは、少人数のグループにわかれて対話をし、

一定時間が過ぎたらグループのメンバーを入れ替えて対話することを繰り返す、

そんな形式で行われる会議のことです。

グループメンバーに変化があるので、よりリラックスした対話を実現できるのが長所です。

 

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スクーリングでは、在校生の1・2年生有志が活躍しました!

各グループには、在校生が1人つき、

グループ内の自己紹介の進行や

対話のファシリテーター(進行役)を務めました。

 

今回の対話のテーマは、文系・理系の区分についてです。

高校生の皆さんは受験にあたり、文系・理系という分け方に、とてもなじみがあると思います。

しかしこの分け方は結構新しい考え方であり、日本以外の国では一般的ではないそうです。

 

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対話の場面では、文系・理系と分けることは、

どんな長所があり、逆に短所があるか、

今後も必要な区分であるか、などについて話し合いが行われました。

分けることで科目を絞って勉強しやすくなる一方で、学ぶ領域が狭くなりやすい、

といった意見など、長所・短所両方の面から幅広く議論されていました。

 

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本学科は医療系ですので、理系なのかな?と一見思われますが、

学科で学ぶ科目には、解剖学や音響学のような理系の要素の強い科目もあれば、

言語学や心理学のような、文系の要素の強い科目もあります。

言語聴覚士の関わる領域は、文系・理系両方の要素が必要な、学際的な領域なのですね。 

 

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休憩時間には、在校生の準備した飲み物やお菓子がふるまわれ、

よりリラックスした雰囲気となりました。

 

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1時間半のプログラムはあっという間に終了しました。

最後に桒原先生から閉会の挨拶があり、入学予定者への歓迎の言葉が贈られました。

桒原先生の紹介はこちら

 

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プログラムの目的は、大学生活と高校生活の違いを理解し、

大学生活へのモチベーションを高めることです。

 

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大学の授業では座学も多いですが、今回のようなグループで話し合って行う授業も増えます。

ワールドカフェ形式で同級生や先輩と対話することで、

大学生活の雰囲気を感じながら、モチベーションを高めることができたでしょうか?

在校生・教員ともに、皆さんが4月に入学してくるのをお待ちしています!!

 

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2020年1月16日 (木)

新潟県リハビリテーション専門職学術大会2019

こんにちは。STkouhouです。

 

昨年のことになりますが、

12月の14日・15日の2日間にわたって、

新潟県リハビリテーション専門職学術大会という学会が開催されました。

 

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リハビリテーションの仕事は、

同じ職業が集まって職能団体を組織し、学会を開催しています。

以前にこのブログでも、新潟県の言語聴覚士による学会をご紹介しました。

 

今回の学会は、新潟県の理学療法士会・作業療法士会・言語聴覚士会

の3つの団体が合同で開催した初の学会です。

 

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この学会では、本学科助教の田村俊暁先生が発表されました!

 

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田村先生の紹介はこちら

 

田村先生の発表演題は『最大能力試験としての第 2 フォルマント遷移の変化特性』でした。

発話の速度を変えることで起きる変化を音響学的に数値化する研究です。

一般の人を対象としたデータですが、この結果は発音に問題のある患者さんに応用できる可能性を秘めています。

  

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学会では発表者の他に、会の進行を行う座長も重要となります。

田村先生の発表では、本学科卒業生で、

新潟リハビリテーション病院の遠藤直人先生が座長を務められました!

遠藤先生は昨年の卒業生講話で4年生に国試勉強のアドバイスをいただきました。

 

また、遠藤先生の他多くの卒業生が運営や参加者としてかかわっていました。

このように、駆け出しの卒業生は先輩が活躍している姿を間近で見ること、

そして将来は自分が活躍する側に立つことは専門職である言語聴覚士には大切です。

多くの卒業生が各年代で活躍できているのは、

開学してから20年近くの歴史のある本学科の魅力の一つと言えます。

 

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2020年1月 9日 (木)

牧野日和先生による摂食嚥下特別講座_その2

こんにちは。STkouhouです。

 

前回から国家試験対策の一環として2日間開催された、
愛知学院大学の牧野日和先生による特別講座をご紹介しています。

 

今回は2日目の様子をご紹介します。

 

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2日目の内容は、主として4年生を対象とした、国家試験対策でした。

嚥下障害は国家試験の重要な出題分野です。

牧野先生は試験の出題ポイントを押さえて、わかりやすく解説してくださいました!

学生たちも明快な解説に終始集中して聞き入っていました。

 

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牧野先生はもともと脳性麻痺など小児の嚥下障害に対する臨床のご経験をお持ちのため、

嚥下機能を発達の観点も交えて解説されており、

学生だけでなく教員にとっても大変興味深い内容でした。

 

嚥下障害の臨床に従事する言語聴覚士は非常に多いです。

学生たちはこの2日間で身に着けた知識を、

国家試験だけでなく将来の臨床でも役立てていってほしいですね!!

 

牧野先生、2日間貴重なご講演を賜り、誠にありがとうございました!!

  

言語聴覚士国家試験まであと38日

 

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2020年1月 7日 (火)

牧野日和先生による摂食嚥下特別講座_その1

こんにちは。STkouhouです。

 

あけましておめでとうございます。

本学は冬期休暇が終わり、1/6(月)から講義が再開されました。

本年も言語聴覚学科のブログをよろしくお願いいたします。

 

さて昨年のことですが、

12/17(火)・18(水)に、愛知学院大学の牧野日和先生による

本学科の3・4年生向けの特別講座が開催されました!

 

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特別講座は国家試験対策の一環として毎年開催しています。

牧野先生は、言語聴覚士の関わる領域の一つ、嚥下障害(のみこみの障害)の評価やリハビリテーションの第一人者です。

 

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1日目は演習を主とした講義でした。

講義中、嚥下機能が低下した方に向けて作られた特別食(嚥下食といいます)の一例が紹介されました。

とろみのついたリンゴジュースと、ゼリー、

そして魚や肉、野菜などを加工した嚥下食です。

 

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実際に皆で食べてみました!

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お味はいかがですか?

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嚥下障害の患者さんは、食べ物を噛むことや舌で食べ物をまとめて飲み込むといった、

食べることに関する一連の動作が難しくなります。

 

学生たちは、嚥下しやすい工夫の施された嚥下食を食べてみることで、

嚥下障害をより実践的に学ぶことができたのではないかと思います。

嚥下食の他にも、パン粉やスナック菓子といった一般的な食材を用いた演習もあり、

ユニークな内容に学生たちも熱心に取り組んでいました!

 

次回は2日目の様子をお伝えします!

 

言語聴覚士国家試験まであと40日

 

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