授業紹介 Feed

2016年6月20日 (月)

なんと国家資格を3つも・・・内山先生を紹介します!

みなさん、こんにちは。STkouhouです。
今日は、梅雨空rainもはねのけてしまいそうな、すんごい先生を紹介します。

言語聴覚学科の内山信先生です!

Photo

この内山先生、なにがすんごいかというと、医療系国家資格を3つもお持ちなのです!

ダブルライセンスは時々聞きますが、内山先生はトリプルライセンス。
そんな内山先生が言語聴覚士を生涯のお仕事に選んだ理由とは?

内山先生にインタビューをしてみました。



Q1.内山先生は言語聴覚士以外にも国家資格をお持ちですが、何の資格をもっているのですか?

内山:看護師と保健師です。


Q2.どのようなきっかけで3つの国家資格を取得することになったのですか?


内山:大学の看護学部を卒業し、看護師として病院の脳外科病棟に勤務していました。
その際に脳の病気によって言語や記憶、また食べる事に障害のある方と接する機会が多く、失語症などの高次脳機能障害や嚥下障害について詳しく学びたいと思いました。
言語聴覚士はこれらの分野を専門としていることから、言語聴覚士の養成校に入学しました。




Q3.言語聴覚士の魅力を教えてください。

 内山:現在ではどの医療系職種でも当然のことのように教わると思いますが、看護から人を全体的にみることの大切さを、保健から地域や社会という視点あるいは疫学的視点の重要さを学んできました。
そのうえで言語聴覚士は対象者の個々の障害に対して専門的知識と技術を用いてアプローチできる専門職であることが大きな魅力だと思います。
また言語聴覚士の対象となる障害は目に見えにくく、一般の方にはあまり馴染のないものが多いため、対象者やそのご家族は孤立してしまうことがあります。
言語聴覚士は対象者やそのご家族とじっくり時間をかけて接することができる数少ない医療系職種であり、これらの方の良き理解者あるいは代弁者となれることも魅力であると思いま

 

Q4.内山先生の研究のご専門はなんですか?

 内山:成人の高次脳機能障害です。
脳の損傷によって言葉を話したり聞いたりすること、記憶すること、物事を認知したりすることなどが障害されるものです。

 

Q5.その領域のどのようなところに魅力を感じますか?


内山:
高次脳機能障害は目に見えにくい障害です。
しかし障害は確かに存在し、生活に重大な影響を及ぼします。
言語聴覚療法の分野であれば、補聴器の使用や食事をすることに問題が生じることがあります。
また、言語聴覚療法だけでなく理学療法士や作業療法士などの行うリハビリテーションの成果を妨げる原因となります。
そのため高次脳機能障害は対象者のあらゆるリハビリテーションの根源的な問題となることがあるにもかかわらず、まだまだ分かっていない事が多い分野です。
対象者の脳の中で起きていることについて仮説を立てながら考え、未知の領域にチャレンジしていくことがこの分野の魅力であると考えています。



内山先生、どうもありがとうございました。

このブログでは引き続き、内山先生に高次脳機能障害の不思議について教えてもらいます!
お楽しみに!


内山信先生の詳細はこちら→http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/st/teacher/uchiyama.html







 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 

 
 


2016年5月27日 (金)

新任のRoBoHoN(ロボホン)を紹介します

Image_9_2

こんにちは。

STkouhouですsign03

昨日、当学科に着任することになった

ロボホンが郵送されてきました。

 Image_10

 

Image_2

おしゃべり以外にも色々できます‼

「オープンキャンパスで待ってるよー」

6月オープンキャンパス受付はこちらhttps://www.nuhw.ac.jp/order_event/

Image_11

だた、なぜ言語聴覚学科にロボットなのか?という方へ。

STは拡大代替コミュニケーション手段(AAC)

という領域も関わることから、工学的な見識も必要となります。

特にハイテクAACとう分野、近年の発展は目覚ましいものがあります。

こうした現状から全国に先駆けて当学科でロボホンを採用することになりました。

AACの詳しい内容やロボホンの仕事ぶりなどはまたの機会に。

ひとまず、取り急ぎご紹介でしたhappy01

ロボホンが在籍する言語聴覚学科はこちら→http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/st/

2016年5月 4日 (水)

センセイリングに栗崎先生登場!

こんにちは。STkouhouですclover

新潟医療福祉大学ブログリレーのセンセイリングをご存知ですか?

センセイリングは新潟医療福祉大学が誇る魅力あふれる先生をリレー方式で紹介するページです。

Number19に言語聴覚学科の栗崎由貴子先生が登場しています。


Photo

栗崎先生は新潟医療福祉大学の平成26年度のベストティーチャーに選ばれた先生です。

センセイリングでは、言語聴覚士が理系でも文系でも目指すことができる医療技術職であることを、ご自身の研究経験を通して紹介しています。




↓ 栗崎由貴子先生のセンセイリングのページはこちら

Number19 「文系も理系も、み~んな集まれ!」
http://www.nuhw.ac.jp/sensei/992/




 




2016年5月 2日 (月)

生物が苦手な人を応援しています!

みなさん、こんにちは、STkouhouですsign03

新潟医療福祉大学には学生のつよーい味方!がいます。
その名も「学習支援センター」!


学習支援センターで「言語聴覚学科のための解剖学基礎セミナー」が開催されます。

医学系の勉強にかかせない生物。でも、苦手な人も多いのでは?

高校で生物を履修した人も、履修していない人も、このセミナーを受講すれば大丈夫!

言語聴覚学科のための解剖学基礎セミナーhttp://nuhw.blog-niigata.net/learning/2016/04/26/?ref=calendar




学習支援センターは 「苦手 を 得意に」 へ 導きます。

言語聴覚学科は理系科目が苦手な人をこれからも応援していきます!

言語聴覚学科の学びを知りたい方はこちらhttp://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/st/message01.html

 

2016年4月28日 (木)

新任の田村先生です

こんにちはSTkouhouですsign03

4月に言語聴覚学科 合同研究室に着任なさいました田村俊暁先生をご紹介します。

Img_1804

Q1. これまでの経歴を教えてください
 

神経難病の長期療養病院で8年間言語聴覚士として働いていました

  
Q2. 言語聴覚士を目指した理由は
 

私は幼いころ体が弱く入院などしていて、漠然と「病院で働きたい‼」と思っていたのが最初のきっかけだったように思います。

そして高校卒業後の進路を決めるときに、陸上をしていた私はリハビリに興味を持ち、その時に言語聴覚士を知り…。

言葉のリハビリってどんなことをするんだ?」とリハビリ職の中で一番不思議だった言語聴覚学科を受験し、今に至ります。

  
Q3. 研究内容を教えてください
 

パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症などといった現在根本治療が困難な病気を神経難病といいます。

そのコミュニケーションや飲み込みに関する障害メカニズムやリハビリテーションの方法を中心に研究しています。

  
Q4. 言語聴覚士の魅力とは
 

人生の大きな喜びの一つであるコミュニケーションと食事。

そこに関わることができることだと、思っています。

私が言語聴覚士になって初めて担当した方が、食事を再開して「美味しい」と言ったときの笑顔は今でも忘れられません。

  
Q5. 言語聴覚士を目指す高校生へのメッセージ
 

一生学び続けることができる言語聴覚士の仕事。

とても素敵な職業だと思います。

お互いに、人生夢と希望を持って頑張っていきましょう‼

  
 

田村先生ありがとうございましたsign03

田村先生が娘さんとよく行かれる公園の写真もいただきましたcherryblossom

Img_2699

田村先生が所属している言語聴覚学科はこちら

http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/st/

2016年4月15日 (金)

大石如香先生をご紹介します

cherryblossomみなさん、こんにちは。STkouhoucherryblossomです。

新年度から講師を務めていただきます、大石如香先生をご紹介します。

大石先生は先日、英語論文の功績が認められて、学会誌奨励賞を受賞なさいました。

→授賞式の様子はこちら  
http://nuhw.blog-niigata.net/st/2016/03/323-b2b9.html

→大石如香先生の詳細はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/st/teacher/oishi.html

→大石如香先生が所属している言語聴覚学科はこちら
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/medical/st/

Img_1770_2

Q.大石先生はどのような研究をなさっているのですか?


A. 脳卒中や交通事故などで脳に損傷を受けると、

ことばや記憶などに障害がおこることがあります。

その病態や神経基盤、リハビリテーションについて研究しています。




Q. その研究の成果はどのように社会の役に立つのですか?



A. 脳科学はまだまだ未知の領域がたくさんあります。

ことばや記憶などの障害がどのようにして起こるか、

そして、どのように回復するのか、

どのようなリハビリテーションが効果的かを追求し、

より質の高いリハビリテーションの提供に寄与したいと考えています。



Q. 大変すばらしい研究をなさっているのですね。
そうした研究の功績が認められて、先日、学会誌の奨励賞を受賞なさいましたね。


A. 私は祖母が脳梗塞で重度の失語症(ことばの障害)になり、

そのことがきっかけで言語聴覚士になりました。

祖母は、話をすることも、字を書くこともできず、コミュニケーションのすべをすべて失い、

失意のうちに人生を終えました。

そのような経験から、失語症の患者さんの力に少しでもなりたいと、

言語聴覚士として、臨床経験や臨床研究を積んできました。

今回、論文賞をいただいた論文は、失語症の患者さんのことばの障害に関する研究です。

自分のライフワークである失語症の研究で賞を受賞したことは、

大変嬉しく感慨深い思いでいっぱいです。



Q. 奨励賞を受賞され、きっとおばあ様は天国で喜んでくださっていますね!
では、大石先生にとって、言語聴覚士という仕事の魅力とは?


A. やはり、患者さんと一対一で関わり、患者さんに寄り添える仕事だというところが、一番の魅力だと思います。


ことばが思うように出なかったり、発音が不明瞭で、相手にわかってもらえなかったり、


言語障害をもった患者さんは、他者とのコミュニケーションに消極的になりがちです。

そんな時、言語のリハビリに来て、「ここに来ると話ができる。わかってもらえる。」と、

毎日楽しみにリハビリに来てくれる患者さんの笑顔がやりがいにつながります。




Q. みなさんにもこのような素晴らしい職業を目指してもらいたいですね。

  では最後に、言語聴覚士になるための学びの場である
新潟医療福祉大学言語聴覚学科の魅力を教えてください。



A. 本学は、『面倒見の良い大学』を標榜しています。

言語聴覚学科の教員は、言語聴覚士はもちろん、

医師や臨床心理士、看護師、聾学校教諭など、


さまざまな臨床経験をもつ教員が揃っています。


面倒見の良い先生が多く、そこが一番の魅力だと思います。


cherryblossom大石先生どうもありがとうございましたcherryblossom

大石先生が1年生の基礎ゼミ学生と交流会を開いた時のお写真もいただきました。

Img_1909 

 



2015年6月15日 (月)

音声学のお話(のどのふるえ)♪

こんにちは♪トーキングA子ですcherryhappy01

今日は先日に引き続き、音声学のちょっとしたお話をご紹介したいと思います。本日のテーマは『のどのふるえ』です。

みなさん、のどに手を当てながら声を出して「アー」と言ってみましょう。のどから振動が伝わってきませんか?

ヒトが発する音声にはいろいろな音があって、音声学では音をまず大きく2つの種類に分類します。それが、のどのふるえがあるか、ないかの特徴で分けるんですね~。のどのふるえがある音を「有声音」、ふるえが起こらない音を「無声音」と呼びます。

「アー」というとのどがふるえるので「有声音」ということになります。

一方、「静かにしなさい」という意味の「シーッ」や、ガラスに息を吹きかける時のように「ハア~」と言ってみる時はどうでしょう?

こちらは、のどの振動は感じられないと思います。ですので、「無声音」ということになります。

2年生、3年生、4年生のみなさん、思い出してくれたかな?

トーキングA子cherryでした~happy01

2015年5月25日 (月)

音声学のお話♪(鼻音)

こんにちは。トーキングA子ですcherryhappy01

今日は『音声学』のお話をちょこっとしたいと思います。

日本語には「あ・い・う・え・お」の母音(ぼいん)と、それ以外の子音(しいん)の音があります。

音声学では、母音と子音は国際的な基準で細か~く分類されています。

みなさん、鼻に抜けたような声わかりますよね。音声学ではこれを「鼻音(びおん)」といいます。標準の日本語の鼻音には、4種類あって、な行ま行、「ん」の一部、そして、が行が「鼻音」に相当します。

ところで、このが行にみられるいわゆるガ行鼻音。近年かなり衰退しているというのです。つまり、若い世代ではみられなくなっているのです。coldsweats02

たとえば、「その後」の「ゴ」や、「戦後」の「ゴ」ですが、鼻に抜けない音になっているらしいです。そういえば、私も鼻に抜けていないようなsweat01(笑)

日本語の語彙や表現は新しい言葉がどんどん出てきているのは周知のとおりですが、時代によって発音まで変わってしまうというのは面白いですねsign03

では、音声学のお話♪ またお楽しみにsign03happy01

2015年5月18日 (月)

コミュニケーションの専門職♪

こんにちは。トーキングA子です♪ cherryhappy01

今日は『音声学』の授業の紹介をしたいと思います(さわりだけ。笑)。

言語聴覚士(ST)はコミュニケーションのプロフェッショナルです。

人間と人間の間で、《意志の疎通》が行われたり、《気持ちの通い合い》が行われたり、《互いに理解し合う》こと、これが”コミュニケーション”ですね。
そして、人間がコミュニケーションにおいて音声器官を働かせて形づくり用いる音、これが”音声”です。そう、この”音声”について学ぶのが『音声学』ですhappy01
『音声学』は1年生の後期の授業で学びます。大学を卒業してSTになり臨床に出たら、必ず必要となる知識と技術です。
こちらのSTS放送局で、少しずつ『音声学』について紹介していきたいと思います。

2014年9月27日 (土)

実践行動学

こんにちは、海馬ですhorse

今日は、後期期間より少しだけ早いですが、一足早く講義授業が開始されています。

今日の授業は「実践行動学 Part2」なんです。

実践行動学って、何?

そう思われた方も多いと思います。

詳細は、「こちら」をご覧くださいね。

今日は、全学の2年生が、このPart2の授業を受けています。

大学に入る目的の一つは、「自己実現」なんだと、海馬は考えます。

大学ほど、この世界で自由で平等な場所はありません!きっと。

あとは、自分自身で、チャンスをものにできるかどうか、ですね。

実践行動学は、1年生の入学時にすぐに学ぶ、貴重な授業です。

クラスメートの仲間と、ディスカッション、グループワークを通じて

仲良くなったり、コミュニケーション能力を向上させる良い機会です。

さあ、みなさんも、自分の可能性を拡げてみましょう!

Camerazoom20140925220641186

言語聴覚学科 新サイトはこちらから 【NEW】