疾病や障害のお話 Feed

2020年6月16日 (火)

内山先生が科研費を獲得されました!!

こんにちは。STkouhouです。

 

以前のブログで、研究費の一つ、科研費(科学研究費補助金)と、
科研費を獲得した当学科の教員の研究
について、ご紹介しました。

 

富澤晃文准教授が獲得した科研費研究についての記事はこちら

田村俊暁助教が獲得した科研費研究についての記事はこちら

 

今回は当学科の内山信講師が科研費を獲得した研究についてご紹介します!!

内山先生の紹介はこちら

 

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ー今回採択された研究テーマは、
「難聴が認知症発症後の患者の臨床像に及ぼす影響の検討」です。

高校生の皆さんには聞きなれない言葉がいくつか入っていますが、
まず、“難聴”とは何ですか?

 

“難聴”とは、聴力が低下して、人の話し声やテレビの音のほか、電話の呼び出し音などの身の回りの音が聞き取りにくくなる状態です。
「ご高齢の方は耳が遠い」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際に65歳以上の高齢者の半数近い方は、程度の差はあれ、聞き取りにくさがあるといわれています。
近年では高齢の方が増えたため、テレビの音がすぐ近くで聞こえる手元スピーカーが人気のようです。

 

―では、“認知症”とは何でしょうか?

私たちは普段何気なく話したり、計算したり、覚えたり、注意を向けたり、見たものが何か認識したりしています。
これらは認知機能という脳の働きが適切に働いてくれることによって行えるものです。
脳の神経細胞が弱ったり、死んでしまったりすると、これらが適切に行えなくなります。
これが認知機能障害です。
この認知機能障害によって普段の生活に支障が生じた状態が認知症となります。

 
―では、改めて先生のテーマについて教えてください。

 
実は、ほんの数年前までは、難聴と認知症とに関係があるということは、ほとんど知られていませんでした。
耳と脳ですから、病院の診療科も違うわけですし。
しかし、2017年に報告された、認知症を起こす原因を調査した研究によると、高血圧やうつ病などいくつかの原因の中で、最も認知症を起こすリスクの高い原因は難聴であることが発表されました。
最初は私もこの結果に驚きましたが、今ではこのことは定説となっています。

 

―なるほど。難聴は認知症の原因になるのですね。

 

はい。なぜ難聴だと認知症になりやすいのか。
そこがまだわかっていないので、今、盛んに研究されています。
しかし、多くの研究者は患者さんが認知症になるまでの期間に注目しており、認知症となった後のことはほとんど注目されていません。
難聴の方は必ず認知症になるという訳ではないのですが、認知症の患者さんのうち、難聴もある患者さんはかなり多いのではないかと考えられます。
そこで、私は認知症となった後の患者さんの認知機能障害などの症状には、難聴がどのように影響を与えているのかを明らかにしたいと考えました。

 

―具体的にはどのようなことを調査するのでしょうか。

 

はい。まず、認知症の患者さんに聴力検査を行い、難聴のあるグループとないグループに分けます。
この2つのグループ間で、記憶力や注意力などの認知機能、妄想やうつなどの精神症状、社会活動や家庭内の状況などの日常生活上の機能についての検査スコアを比較します。
この比較から、難聴のある患者さんにだけ現れる症状やより悪化する症状がないか探ります。

 

―この研究によって、どのような成果が望まれるのでしょうか?

 

現在でも、認知症の検査として聴力検査を行うことはほとんどありませんので、難聴に影響される認知症の症状が見いだせた場合は、認知症の臨床においても聴力検査を行う必要性を提案できます。
また、従来の難聴の治療法や支援の方法が難聴のある認知症患者さんにも適用できるか、新たに調査することができます。
さらに、これらの治療法や支援方法が使えそうだということであれば、認知症の症状を軽減することに繋がります。

 

―聴覚の専門家と認知症の専門家がそろう新潟医療福祉大学言語聴覚学科ならではの研究ですね。最後に高校生に向けて、メッセージをお願いします!!

 

言語聴覚士をしている自分でさえ、難聴と認知症が強く関連するとは考えていませんでした。
医療は日々進歩しているため、勉強の連続です。
しかし、好きなことを勉強できることはとても幸せなことだと思います。

 


 

内山先生、研究内容についてわかりやすくお話しいただき、誠にありがとうございました!

内山先生の研究への熱意が伝わってくる内容でしたね!

認知症と聴覚障害の両方の領域を要する学際的な研究、

関心がある方はぜひ、内山先生のいる当学科への進学をご検討ください!!

 

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2020年6月12日 (金)

言語聴覚士 in アメリカ~全米仕事ランキングの結果から~

こんにちは。STkouhouです。

 

本学科の学生が目指す資格、言語聴覚士ですが、

同様の資格は、海外にも存在します。

しかし業務内容や資格取得のルートなどは国ごとに異なります。

 

今回はアメリカを例にお話しします。

日本の言語聴覚士は、その名の通り、

言葉の障害と聴覚の障害の両方を対象とする仕事ですが、

アメリカでは、どちらの障害を対象とするかで、資格が分かれています。

言語障害を対象とする場合は、Speech Langugae Therapist

聴覚障害を対象とする場合は、Audiologist

という資格でそれぞれ働きます。

 

また、日本で言語聴覚士になるには、必要な科目を履修している必要がありますが、

必要科目を履修できる学校は、大学や専門学校など様々です。

しかしアメリカではSpeech Langugae TherapistでもAudiologistでも、

大学院の修士課程を修了している必要があります。

 

本学科の学生は以前の海外研修で、
アメリカのSpeech Langugae Therapistと交流したことがあります。

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Speech Langugae Therapistを目指す大学院の見学も行いました!

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アメリカの言語聴覚士は、数ある仕事の中でどのような立場にあるのでしょう?

それをうかがい知れる、2つの仕事ランキングのデータがあります。 

 

一つは U.S.News & World Reportというアメリカの雑誌が発表した、

Best Healthcare Jobsというランキングです。

 

このランキングは、医療系の仕事に絞ったランキングになっていて、

Speech Langugae Therapistは6位

Audiologistは26位にランクインしています。

 

もう一つのデータは、求人情報を手掛けるCareerCastというサイトが発表している、

Jobs Rated Reportというランキングです。

 

このランキングでは医療系の仕事に絞っていないようですが、

Speech Langugae Therapistは12位、

Audiologistは14位と、なかなか高い位置にランクインしています。

 

Jobs Rated Reportのランキングを見ますと、

どちらの職業も、ストレスが低い点が共通しているようです。

 

言語聴覚士の仕事では、どのような評価やリハビリテーションを行うかなど、

各言語聴覚士の裁量で判断する部分が少なくないので、

その分ストレスが少ない仕事と言えるかもしれません。

 

日本で同様のランキングを探したのですが、たくさんの職業を対象としたものは、

13歳のハローワークのサイト内にある、人気職業ランキングでしかみつけられませんでした。

このランキングでは、言語聴覚士は89位です。

アメリカのランキングと違って、ストレスや将来性などは影響していないと思いますが、

知名度がまだ十分ではないことが窺えますね。

 

日本では言語聴覚士の数は少しずつ増加しており、知名度も上がってきています。

日本の職業人気ランキングで言語聴覚士が上位に上ってくる日も近いかも?

言語聴覚士を養成する本学科への進学をぜひご検討ください!

 

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2020年5月18日 (月)

小児の言語聴覚療法を紹介する番組が放送されます!

こんにちは。STkouhouです。

 

言語聴覚士に関係するテレビ番組のご紹介です!

 

放送日:2020年5月24日(日)16:30~17:25

「FNSドキュメンタリー大賞・かか 親と子のかけ橋~小児言語聴覚士の希望と現実」

 

子どもを対象とした言語聴覚療法の様子を、新潟県内の複数の言語聴覚士への取材を通して紹介する番組内容です。

この中で本学科の吉岡豊准教授による、言語発達支援センターでの臨床の様子も紹介されます!!

 

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吉岡先生の紹介はこちら

 

言語発達支援センターは本学の構内に設置された、小児の言語発達障害の臨床を行う施設です。

「ことばの遅れ」「発音の誤り」「難聴」「発達障害」「吃音」など、コミュニケーションの心配ごとについて様々な相談を受けつけています。

センターでは、専門の教員が評価・訓練・支援を行うとともに、医療現場の実際を学ぶ場として本学科の学生も積極的に参加・協力しています。

 

学生が臨床に参加した際の様子は、下記のブログ記事をご参照ください。

言語発達支援センターの臨床_その1

言語発達支援センターの臨床_その2

  

放送局はNST新潟総合テレビです(今回は新潟県限定の放送です)。

 

言語聴覚士、特に子どもの臨床を行っている言語聴覚士に関心がある方は、

放送をお見逃しなく!!

 

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2020年5月12日 (火)

富澤先生が科研費を獲得されました!!

こんにちは。STkouhouです。

 

以前のブログで、研究費の一つ、科研費(科学研究費補助金)についてご紹介しました。

今回は富澤准教授が科研費を獲得された研究についてご紹介します!!

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―このたびは科研費獲得、おめでとうございます!
今回採択されました研究内容について、教えてください。

 

ありがとうございます。

今回採択された研究テーマは、
「インクルーシブ保育における幼児の包括的な語音聴取評価法の開発」です。

 

―高校生の皆さんには聞きなれない言葉がいくつか入っていますが、
まず、“インクルーシブ保育”とは何ですか?

 

ここで言う“インクルーシブ保育”とは、様々な知覚・認知・行動特性を持つお子さんが、
同じ年齢の集団の中で保育を受けることを指します。

 

―では、“語音聴取”とは何でしょうか?

言葉を表す音を聞き取る能力のことを指します。

 

なんらかの障害を持つお子さんを保育する場合、
従来は障害ごとにお子さんを分けて保育する方法が主流でした。
しかし最近は、様々な障害を持つお子さんを一緒に保育する
“インクルーシブ保育”が広まってきています。

 

このようなお子さんの中には、聴覚障害・知的障害・発達障害など様々な要因によって、
日本語の音声を聞き取ったり、理解したりするのに困難があるお子さんがいます。

 

日本語を正しく聞き取れないお子さんの場合、集団の中にいても、
「先生はみんなに何て言ったのかな?」「次は何をするのかな?」
と戸惑うことが多く、その結果お子さんは集団活動に参加しにくくなりますよね?

 

―なるほど、日本語を正しく聞き取る能力は、お子さんが集団生活に参加する際、
とても重要なのですね。

 

そうなんです。適切な保育を行うためには、お子さんが日本語の音声を聞き取る能力を、
一人一人正しく評価する必要があるのです。
 

しかしながら、言葉を正しく聞き取る能力を評価する方法は、
日本では小学生から使える評価方法しかないのです。

今回の研究では、日本語を正しく聞き取れているか評価する方法を
新たに幼児向けに開発することを目的としています。

 

―今回の研究のタイトルは、“包括的な”、つまり総合的な評価方法の開発、となっていますが、
これはどういう意味なのでしょうか?

 

今回は、上記の日本語の聴き取り能力の評価に加えて、

雑音下で音を聞き取る能力の評価、集団参加・適応状態の評価も加えて、

3つで1セットの評価方法を開発する計画です。

 

近年、保育や教育施設では、施設内での雑音や残響が多いという問題が指摘されています。

そこで今回は、静かな環境での聴力検査ではなく、
お子さんのいる施設の環境に近い雑音を検査用に開発して、
聴力検査で用いることを計画しています。

 

さらに、アンケート形式で、お子さんが抱える、音を聞きとる能力や注意力における問題が、
集団活動の参加にどのように影響を及ぼしているのか評価する方法を開発します。

 

―お子さんにおける日本語の聞こえの評価を、聞こえそのものの評価だけでなく、
雑音下での聴力検査や、アンケートでの評価も含めて、
“包括的”に評価する方法を開発する研究、ということなのですね。

この研究によって、どのような結果が望まれるのでしょうか?

 

包括的な評価方法が開発されることによって、インクルーシブ保育における、
お子さんのことばのきき取りにおける困難さと、困難さが集団活動への参加にどう影響しているかが、構造的に明らかになります。
また、養育者(親御さん)・保育者(保育士さんなど)・専門家(医師、言語聴覚士、心理士など)によって構成されるチームが、適切な支援を行いやすくなることが期待できます。

 

―言語聴覚士は、ことばのきき取り能力に困難さを抱えるお子さんを支援するチームの重要な一員なのですね。

先生はどのようなきっかけでこの研究テーマに興味を持たれたのですか? 

 

幼児期のお子さんにとっては、保育の場は始めて経験する集団参加の場です。
障害のあるなしに関わらず、小児を対象とする言語聴覚士が集団参加に目を向ける必要性は高いと思います。
そのためのツール開発といった研究的工夫が、まだまだ大切と思います。

  

―小児の現場で活躍する言語聴覚士の増加が望まれますね!

最後に高校生に向けて、メッセージをお願いします!!

 

広い視野をもって、勉強しましょう!

 


 

富澤先生、研究内容についてわかりやすくお話しいただき、誠にありがとうございました!

聞こえの障害、特に小児の聞こえの障害に関心のある方は、ぜひ富澤先生のいる当学科への進学をご検討ください!!

 

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2020年5月 8日 (金)

報道特集(TBS系列):「笑顔の授業」で失語症について伝える活動が放映されます

こんにちは。STkouhouです。
 
失語症は、言語聴覚士が臨床の場で最も多く携わる言語障害の一つです。
 
その失語症について紹介する番組が放送されます!
 

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40代で働き盛りのビジネスマンだった池田博之さんは、ある日突然病に倒れ、
失語症を発症しました。
 
池田さんが職場に復帰するまでの道のりや、池田さんが現在取り組んでいる、
失語症について授業形式で伝える活動、「笑顔の授業」について紹介します。
 
 
放送は、5月9日(土)17時30分からです。
TBS系列で放映の「報道特集(TBS)」の中で放送されます。
※新潟県ではBSN(地デジ6ch)が該当します。
 
『失語症~途切れた言葉の糸』
 脳を損傷するなどして、話せない、聞いて理解できないといった症状が出る「失語症」。
コミュニケーション手段を突然奪われた人たちの過酷な現実。苦悩と葛藤の日々を追った。
(報道特集のツイッターより)
 
「笑顔の授業」の活動には、言語聴覚士も携わっています。
本学科への進学をご検討の方には、ぜひご覧いただくことをお勧めします!!
 
 

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2020年4月29日 (水)

医療・介護職のランキング~言語聴覚士の満足度は?~

こんにちは。STkouhouです。

 

本学科の学生が目指す言語聴覚士という仕事は、

医療・介護に関係する仕事の一つです。

 

言語聴覚士を目指そうかな…と考えている皆さんは、

言語聴覚士の仕事の内容から興味を持たれた方が多いかと思います。

そんな皆さんは、数ある医療・介護職の中で、言語聴覚士がどのような存在であるか、

知りたくありませんか?

 

その参考となるランキングが、先日発表されました。

2020年3月18日に、労働政策研究・研修機構(労働に関する総合的な調査研究行う厚生労働省所管の独立行政法人です)という組織が、

医療・介護職に限らず約500職種の様々な仕事の、

「仕事満足度」や「仕事に必要なスキル・知識」等を調査しました。

 

その結果言語聴覚士は、

医療・介護40職種の仕事満足度ランキングで、

助産師、保健師に次いで、3位にランクインしました!

 

満足度ランキングの詳細はこちら

 

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評価項目をみると、自己実現に対する満足度が高いようですね(自己実現の順位も3位)。

自己実現には、自律性(自分で自分を管理して仕事を進めること)・専門性・達成感・奉仕社会貢献が含まれています。

確かに言語聴覚士の仕事は、専門性が高く、自分で判断して仕事を進めていく部分が大きいのです。

また、担当した患者さんの回復によって、達成感や社会貢献をしているという実感が得やすいと考えます。

 

ちなみに、チームで働く力が必要な職種ランキングでは、

なんと1位にランクインです!

 

チームで働く力のランキングの詳細はこちら

 

評価項目とみますと、他者の反応理解(他者の反応に気づき、なぜそのように反応したのか理解するスキル)が最も高いようです(1位)。

 

言語聴覚士は、言語障害のある患者さんを対象に日々臨床をしています。

言語障害のある患者さんは、言葉でご自分の思いを伝えることが難しい場合が多いですので、

言語聴覚士は、表情やジェスチャーなど非言語的な情報も含めて、
患者さんの反応に注意し反応の裏にある思いに気が付く力が求められます。

このような言語聴覚士の持つ一種の“勘の良さ”の必要性が表れた、ランキング結果ではないかと考えます。

 

チームで働く力と言えば、本学の学びの特徴の一つです!

本学のチーム医療の紹介はこちら

 

本学は医療・福祉に関する学科が多数集まっている上、

2年時から他学科との交流の機会があり、

4年時には複数の学科で構成されたチームで1症例を検討する授業もあります。

 

チーム医療を学ぶ『連携総合ゼミ』

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連携総合ゼミの紹介はこちら 

 

チーム医療を特色とする本学で、

チームで働く高い力が求められる、言語聴覚士を目指してみませんか?

ぜひ本学科への進学をご検討ください!!

 

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2020年4月22日 (水)

2020年3月卒業生は100%の就職率です!

こんにちは。STkouhouです。

 

4月は新年度の月です。

無事3月に本学科を巣立った学生たちも、今月から社会人デビューし、

言語聴覚士として勤務しています!

 

本学科の就職率はどのようなものでしょうか?

なんと100%です!!

しかも一般的な就職活動と異なり、何十か所も面接に行くようなことはなく、

多くても数か所の面接で全員就職が決定する、そんな状況で達成した就職率100%です。

少し前のデータですが、2018年度の求人倍率は49倍でした。

これは学生1人あたり49名分の求人が来たことを意味します。

 

就職先の内訳はどうでしょうか?

本学科の卒業生はほとんどが医療機関に就職します。

就職先の場所は新潟県だけでなく、県外からの学生の出身県や、

そのいずれでもない場所も含まれます。首都圏や関西圏の就職先もあります。

 

昨年本学で開催された、医療福祉施設求人説明会の様子。

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下記に主な就職先をご紹介します。

 

新潟県内

新潟県職員(言語聴覚士)/新潟市職員(言語聴覚士)/新潟県厚生農業協同組合連合会/国立病院機構新潟病院/長岡赤十字病院/新潟大学地域医療教育センター魚沼基幹病院/岩室リハビリテーション病院 など

 

新潟県外

秋田県職員(言語聴覚士)/富山市職員(言語聴覚士)/米沢市立病院/(一財)三友堂病院/(福)石川県済生会金沢病院/秋田県厚生農業協同組合連合会/竹田綜合病院/初台リハビリテーション病院/群馬リハビリテーション病院/富山県リハビリテーション病院・こども支援センター/鹿教湯三才山リハビリテーションセンター/相澤病院/鶴岡協立リハビリテーション病院/順天堂大学医学部附属浦安病院/山形県・酒田市病院機構 など

 

本学科の就職に関する概要はこちらをごらんください。

 

また、下記のリンクからは、本学科の卒業生のメッセージ動画を見ることができます。

言語聴覚士を目指したきっかけや、

本学科で学んだことが現在の仕事にどのように活かされているか、

語っていただいてます。

 

未来発見BOOK:成人の臨床に携わっている卒業生です

未来発見BOOK:小児の臨床に携わっている卒業生です

 

下記からも、多くの卒業生のメッセージをみることができます。

卒業生メッセージ

Uターン卒業生就職活動編

 

言語聴覚士はまだまだニーズが高く、就職先も豊富にあります。

求人情報は、医療機関・施設から大学へ送られてくることが多いですが、

卒業生が直接自分の勤務先の求人を持ち込んだり、

臨床実習中に、臨床実習先に就職することを実習指導者から勧められるパターンもあります。

本学科は卒業生が多く勤務先も全国に渡り、臨床実習先も全国に渡りますので、

本学科への求人は数が豊富なだけでなく、地域や臨床内容など質的にも多様となるわけです。

求人内容が多様ですと、各学生が希望する地域や臨床内容にあった求人を得られやすくなります。

 

量・質ともに豊富な求人がある本学科への進学を、ぜひご検討ください!!

 

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2020年4月17日 (金)

失語症の日のお知らせ

こんにちは。STkouhouです。

 

言語聴覚士が臨床でもっとも多く出会う言語障害は、

失語症です。日本には現在50万人の失語症の方がいらっしゃいます。

 

失語症は、脳卒中や頭部外傷などの脳損傷による後遺症の一つで、

聞く、話す、読む、書くことが困難になる障害です。

 

失語症の方は他者とコミュニケーションを取ることが困難になります。

しかしコミュニケーション障害は、手足の麻痺と違ってぱっと見ただけではわかりにくく、

障害を理解してもらいにくいという問題をかかえています。

 

また、失語症は長期にわたってリハビリテーションを続けていく必要がありますが、

病院では長期のリハビリテーションを受けることは困難になってきており、

一方で介護保険施設では言語聴覚士の数が十分ではないという問題があります。 

 

このような現状を、少しでも多くの方にご理解いただくため、

今年から毎年4月25日を、『失語症の日』とし、

失語症の啓蒙活動の機会とすることになりました。

失語症の日プロジェクトのサイトはこちら

 

ちなみになぜ、4月25日なのか?

4=し、2=つ、5=ご、という語呂合わせになっているのですねhappy01

 

記念日制定には、多くの失語症の患者さんや、患者さんを取り巻く方々、

もちろん多くの言語聴覚士も関わりました。

 

本来ですと、せっかくの第1回目の啓蒙活動ですので、

華々しくイベントを行いたいところですが、

コロナ禍のさなか、残念ですが今回はオンライン上のみのイベント開催となりました。

 

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4/25(土)、13:00-14:50までの間、オンライン上にて、

患者さん、ご家族、言語聴覚士、など様々な立場から、

失語症に関するお話をお送りします。

 

イベント動画の視聴方法はこちら

  

このイベントは、多くの言語聴覚士が所属する日本言語聴覚士協会も後援しています。

 

コロナ対策で『STAY HOME』の折、

4/25の土曜日は、お家で失語症について学んでみませんか。

特に本学科への進学を検討されている方には、ぜひおすすめです!

 

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2020年4月10日 (金)

田村先生が科研費を獲得されました!!

こんにちは。STkouhouです。

  

中学校や高校までの教員と、大学教員とで最も異なる点はなんでしょう?

大学教員は授業だけでなく研究活動も重要な業務の一つである、という点かもしれません。

本学の教員もみな、それぞれの専門分野を持ち、研究活動を行っています。

  

ところで本学の教員が多く携わる医療系の研究には、調査や実験を要する場合が多いため、

調査用紙を用意したり、実験器具を買い揃えたりする必要があります。

他にも研究成果を発表するため、国内や海外の学会に出向くこともあるため、

それに伴う交通費や宿泊費などの費用も必要になります。

 

学会での研究発表の様子。

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研究費用をどのように賄うか?

最も一般的な方法は、助成金を獲得することです。

助成金とは、国や地方公共団体が研究者に対し、研究に要する費用を一定額支給する制度で、原則返済不要です。

研究者は自分の研究内容を団体に申請し、審査に通りますと、助成金を得ることができます。

助成金制度は多数ありますが、最も有名なものが、科学研究費助成事業(科研費)です。

 

科研費で助成される金額は大きいため、助成に値する研究であるか、毎年厳しい審査が行われます。

今年度は本学科でも複数の先生方が科研費を獲得されました!

 

そのうちの1人、田村俊暁助教に、科研費を獲得された研究内容についてお伺いしました!!

田村先生の紹介はこちら

 

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ーこのたびは科研費獲得、おめでとうございます!
今回採択されました研究内容について、教えてください。

 
ありがとうございます。

今回採択された研究テーマは、
「時間的・空間的音響解析法を用いた日本語話者に適した発話評価課題の開発」です。

 
この研究では、神経や筋の障害によっておきる話しことばの障害、dysarthria(ディサースリアと読みます)がある方に対する、客観的な評価方法の開発を目指しています。

 

ーdysarthria、ディサースリアとは、医療職でないと聞きなれない言葉かもしれません。
どのような方を指すのでしょうか。

 

脳梗塞やパーキンソン病といった病気によって、発声や発音に障害の生じた方のことを指します。

 

ー発声や発音の障害は、言語聴覚士が多く携わる障害ですね。
それでは客観的な評価方法とはどのようなものなのでしょうか?

 
音響分析を用いた評価方法です。音響分析とは、音(話しことば)をパソコンの画面上で見たり数値化したりする技術を指します。

 

―話し言葉は音としてのデータだけでなく、視覚データにしたり、数値化したりすることができるのですね。
様々な形でデータ化できると、より客観的な評価を行いやすくなりますね。

この研究によって、どのような結果が望まれるのでしょうか?

 

dysarthria患者さんは、今まで普通に話せていたことができなくなります。

それを支援もせずに放置すれば、大切な人たちとのコミュニケーションが破綻し、社会から孤立してしまう危険性もあります。

話しことばによるコミュニケーションの回復には、適切な評価を受け、必要な治療プログラムが受けられるシステムが必要です。

しかし、現在のdysarthria の評価は、患者さんの話し言葉がどのくらい不明瞭かを、治療する者の印象によって行う方法が主流です。
この方法では評価が主観的で不安的になりやすく、治療者の経験による格差があるのが現状です.

この研究は、経験に左右されない評価法を確立することで、医療格差を少なくすることに貢献できるための最初の一歩と考えています。

 

―経験に左右されない評価方法が確立されますと、新人の言語聴覚士でも、話し言葉の障害の評価を行いやすくなりますね!
先生はどのようなきっかけでこの研究テーマに興味を持たれたのですか? 

 
私が言語聴覚士になって初めて勤務した病院が、神経難病によるdysarthria患者さんが多く入院する病院でした。

そこで支援・治療をさせていただくなかで、話しことばの障害はとても複雑で、治療システムもまだ発展途上であることがわかりました。

そうした経験のなかで、この分野への興味が沸いてきました。

 

―先生の新人時代の臨床経験の中に、研究へのヒントがあったのですね。

最後に高校生に向けて、メッセージをお願いします!

 
この技術が一般に普及するにはまだまだ乗り越えなければいけない課題が沢山あります。

コミュニケーションを支援・治療することに興味をもっていただける方がいたら、
ぜひ言語聴覚士を目指し、発展させていく仲間になってくれたらとても嬉しいです!

 


 

田村先生、研究内容についてわかりやすくお話しいただき、誠にありがとうございました!

話し言葉の障害に関心のある方は、ぜひ田村先生のいる当学科への進学をご検討ください!!

 

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言語聴覚学科の紹介はこちら

2020年4月 7日 (火)

本学科の紹介ムービーが完成しました!

こんにちは。STkouhouです。

 

本学には13の学科があります。

どれも医療・福祉に関連した学科という共通点はありますが、

学ぶことや、将来目指す職業、学科が目指す医療人としてのモデルなどは、学科ごとに特色があります。

 

本学ではこの度、13学科それぞれ5分程度の紹介動画を作成し、

上記のような学科ごとの特色について紹介しています。

もちろん言語聴覚学科の動画もあります!

 

言語聴覚学科 紹介MOVIE
https://www.youtube.com/watch?v=VS0cBDlA-hM

 

今回の動画では、紹介動画によくある、動画とナレーションの組み合わせではなく、

二人の教員と二人の学生の語りを軸として構成されています。

 

教員の語りの部分では、本学科の大石如香准教授と、渡辺時生講師の二人が出演し、

言語聴覚士の仕事や、学科での学び、学科が目指す医療人像などについて、

わかりやすく説明しています。

 

大石先生の紹介はこちら

 

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渡辺先生の紹介はこちら

 

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学生の語りの部分では、二人の在学生が出演し、

言語聴覚士の仕事や学科で学ぶことの魅力について、学生の視点から語っています。

 

4人とも、自然な語りを通して学科の紹介をしておりますので、

リラックスして観ていただければと思います。

 

学生は二人とも、講義や実習で経験したことを基に話していますので、

とても実感がこもっています。

これから進学を検討している高校生の皆さんにも、

とても身近に感じられるのではないでしょうか。

 

言語聴覚士の魅力の詰まった紹介MOVIEを、ぜひご覧ください!!

 

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言語聴覚学科の紹介はこちら

言語聴覚学科 詳細リンク