臨地(臨床栄養学)実習の報告(その1)
こんにちは 健康栄養学科3年のTです
私は後期の臨地実習(臨床栄養学実習)で、新潟市にある信楽園病院に行ってきました。ということで、今回は、この実習についてお話したいと思います
私が今回の実習で印象に残っていることは、糖尿病の患者様との昼食会でした
昼食会は、教育入院(これは、“重症だから入院になる”という類の入院ではなく、糖尿病について深く理解して頂くための入院)の中でおこなわれます。
教育入院は期間が2週間程度となっており、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士等がチームを組んで患者様の指導にあたることを目的としており、昼食会では、糖尿病食の試食、ごはんの計量及びレクチャー(ミニ講義)などを行います
この昼食会で私たち実習生は、ミニ講義を担当させていただきました
講義では、糖尿病の食事療法のための『食品交換表』について説明させていただきました。
食品交換表とは、適正な量で栄養のバランスのよい食事が誰にでも手軽にできるように作られたもので、日常的に食べている多くの食品を、主として含まれている栄養素によって、下表のように6つの食品グループ(6つの表)に分けています。
【食品交換表】
さらに、この食品交換表は1単位を80kcalと決め、それぞれのグループ(表)の食品をどの程度食べればよいかという割合を示しているため、私たちはこの6つの表及び食品に含まれる成分、1単位の量についてフードモデルや、食品の実物を示すなどして説明しました
外食については、患者様がよく食べるという料理を基に、外食料理の配分の仕方(何がどの表に当てはまるか)についてのお話をさせて頂きました。患者様から様々な質問を頂きましたが、先生方にフォローして頂きながら無事終えることができ、とても嬉しかったです
さて、次回のブログでは、この臨地実習から学んだことなどについて書きますので、楽しみに待っていてください では、また