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2011年2月

2011年2月25日 (金)

平成22年度臨地実習報告会(その2)

皆さんこんにちは。最近ブログの内容を次回、そのまた次回と引っ張って、見ている人をじらすのが楽しくなってきた健康栄養学科教員の川上ですhappy01

今日は先回の続き、やっと臨地実習報告会の当日の様子をお伝えします。

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upwardright受付を激写しました。寒い中ご苦労様です。

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upwardrightなんだ? 後ろに何か見えるのかい?? 私には何も見えないが・・・。

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upwardrightこちらは司会者席。当日の進行はすべて三年生が行います。

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upwardright報告会開催に先立ち、山本学長先生からご挨拶をいただきました。

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upwardrightいよいよ発表開始です。一グループ10分程度で発表を行います。

臨地実習は、その名が示す通り実習科目になるのですが、全部で3種類存在し、三年生はそのすべてに参加しなくてはなりません。

また、各科目によって訪問施設が変わるのですが、報告会もその科目ごとに分けて、3部構成で実施されました。

次回はこのあたりも詳しくお伝えしましょう。また次回に続くsign03

2011年2月22日 (火)

平成22年度臨地実習報告会(その1)

皆さんこんにちはsign01 エアコンで空気が乾燥し最近お肌がカサついている健康栄養学科教員の川上ですbearing

今回は、2月10日(木)に実施された臨地実習報告会について書こうと思います。

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downwardrightこの報告会の主人公は、三年生になります。

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とても緊張して・・・いるわけでもなさそうだね。
・・・と、報告会の様子を描く前に、まずは臨地実習の説明をしましょうか。

三年生は、学外の病院保健所小学校などの現場で、それぞれ1~3週間の実習を行います。各施設の業務を実際に見て、聴いて、さらに一部ではありますが業務を体験します。

当たり前のことですが、現場の右も左も分からない学生coldsweats02が、ほぼいきなり実際の業務の一端を行うわけですから、そう簡単にこなせるものではないでしょうね。

ですので、学生らから耳にする話からも、この実習はかなり大変sweat01であることは容易に想像が付きますが、学科の先生方は、すべての臨地実習を終えた学生は、みな一回りも二回りも大きくなって帰ってくるhappy01、とよく仰います。学生らは、とても貴重な体験を経て帰ってくるわけですね。

そんな彼らが、一連の実習で得た知識や経験、ならびにお世話になった施設の業務内容についてまとめ、発表する機会がこの報告会です。

では、報告会当日の様子を詳しくご覧いただきましょう。

・・・が、前置きが長くなりすぎたので続きはまた次回。
もったいぶって小出しにするのが最近上手くなっちゃいまして・・・あはははcoldsweats01sweat01

それではsign01

2011年2月 7日 (月)

2010年度卒業研究公開

皆さんこんにちは。健康栄養学科教員の川上ですhappy01

今年、日本海側は大雪snowで大変ですが、少しは寒さも和らいできたでしょうか・・・。皆さん、元気にしていますか?

私はと言えば、この原稿を書いている2月上旬は定期試験+本学の入試もあり、寒さをかまっていられないくらいバタバタしていますsweat01sign01

さて、いつぞやのこのブログ上で、卒業研究発表会の様子をお伝えしましたが、その時に、今年度(2010年)の卒業研究のテーマを1月頃までには公開します・・・と書いていました。

その約束からはちょっと遅れてしまいましたが・・・sweat01
2月4日に学科オリジナルサイトにて、全20題に及ぶ卒研論文(要旨)をやっとこさ公開しましたsign03 遅れて申し訳ないです…coldsweats01

downwardrightこちらからどうぞnote
学科オリジナルサイト

公開と一言でいうのは楽ですが、いざ公開しようとするとなかなか手がかかる作業なんですよ、これ! ・・・と、ちょっとだけ言い訳しつつsweat02・・・。

とにかく、本学科の4年生が苦労して完成させた卒業論文です。
汗と涙の結晶ですから、興味のある方は、是非学科オリジナルサイトからご覧になって下さいね。

その4年生は、3月の管理栄養士国家試験に向けて、まさに勉強ラストスパートの時期になりました。あともう一息だsign01 頑張れsign03

2011年2月 4日 (金)

日本病態栄養学会に参加して(その2)

こんにちはsign01 栄養学科4年の三田ですsign01

さて・・・・前回は、病態栄養学会での発表を報告しましたが、テーマだけ聞いても、一体何?と疑問でしたよね?
ということで、この機会に、研究内容のキーワードについて、内容を報告します。

【1型糖尿病って?】
 膵臓のβ細胞のウイルス感染に自己免疫反応が関与して発症するもので、血糖値を下げる「インスリン」というホルモンの分泌が欠如または高度の障害を生じるため、インスリン注射、食事の管理(特にエネルギーや炭水化物)、運動が重要になる疾患です。

【つぼみの会って?】
 1型糖尿病患者と家族の会:患者会のことです

【サマーキャンプって?】
 東京のつぼみの会(患者会)が主催する、患児を対象とした5泊6日のキャンプのことです。

キャンプには、次のような目的があります。
flair1)生活の基本学習をする(食事は自分で選択するバイキング形式です)
flair2)糖尿病の管理について学習する(医師、管理栄養士、看護師などが授業・調理実習
  などを行う)。
flair3)自分で血糖を測定したり、自分で注射をする方法を学習する。
flair4)お楽しみ行事を行う(登山、大運動会、海水浴、花火大会、キャンプファイヤーなど)

ちなみに、私たち4人は、栄養スタッフとして、東京の他大学の学生と一緒に参加させていただき、低学年者への授業、高学年者への授業、調理実習、摂食調査などを行いました。5月から7月頃までは、東京で5、6回事前ミーティングを行い、勉強会やキャンプでの授業の指導案作り、その他準備などをしました。

実際に東京に行ってミーティングに参加するのは、交流が深まるだけでなく、意見を出し合って相談したり、みんな「キャンプをいいものにしたい」という想いで絆が深まります。

さらに、私たち栄養スタッフは、1日3食、100人分の料理を作る仕事があるため、毎日がとてもハードですcoldsweats01

毎日の睡眠時間は約3~4時間と、体力的にも過酷sweat01な状況でしたが、子ども達と遊んでストレスを発散したり、ごはんを食べて「おいしかった」と言ってもらえることは、栄養スタッフにとって何よりも嬉しいことで、疲れが吹っ飛びましたsign01happy01

キャンプに参加して感じたことは、栄養管理の大切さはもちろんですが、キャンプで行われた様々な行事(海水浴やお化け屋敷やキャンプファイヤーなどnote)の中で、子どもたちは、とても輝いていました。キャンプで同じ疾病を有する患児と触れ合うということは、日頃話せないことを話し、共感しあえる場でもあると思いました。

このキャンプは子ども達にとっても、私たちスタッフにとっても『宝物』になっていくのかなと、感じました。

参加した人だけがわかる充実感ですsign03

来年もぜひ後輩に参加してもらい、同じような充実感を味わってほしいと思いますsign03

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