« 2020年11月 | メイン | 2021年1月 »

2020年12月

2020年12月28日 (月)

学会発表報告 ~日本栄養学教育学会~

皆さん、こんにちは。教員の稲葉ですconfident

 

秋は、学会シーズンでしたflair

コロナ禍で多くの学会が誌上開催となりました。

 

発表を行い、質問や意見を受けることは残念ながら叶いませんでしたが、

それでも研究を止めることなく学生も教員も研究活動を進めていますsign01

 

今日は、健康栄養学科の学生(学部・大学院)・卒業生・教員が

9月に発表した「日本栄養学教育学会」の演題などご紹介したいと思います。

第9回日本栄養学教育学会のテーマは「これからの栄養学教育学を考える」でした。

Photo

   

1.学生の包丁技術向上を目的とした実技試験と教育法の検討

寺尾幸子、星野芙美、竹内瑞希、永井徹、鈴木一恵、石澤幸江、岩森大

(全員、健康栄養学科の教員)

*近年、包丁技術の低下が問題視されその教育が

大きな課題となっていることをテーマとした研究です。

  

2.調理の理解と実践に関するオンライン型授業の導入法

岩森大、稲葉洋美、寺尾幸子(全員、健康栄養学科の教員)

*COVID-19の流行下における調理実習の授業方法として

動画をいかに効果的に導入するかを検証した研究です。

  

3.メディア授業におけるグループディスカッションの特徴と課題

稲葉洋美,渡辺優奈, 海和美咲(新潟医療福祉大学医療福祉学研究科 博士後期課程1年生、相模女子大学) , 夏井紗野(新潟医療福祉大学医療福祉学研究科 修士課程2年生) , 石井なるみ(新潟医療福祉大学医療福祉学研究科 修士課程1年生)、 岩森大

*COVID-19の流行下においてグループディスカッションを

メディア授業に取り入れた時の授業効果に関する研究です。

  

学会発表シリーズとして次回は、「日本栄養改善学会」をご紹介する予定です。

また違った切り口の研究をご紹介していきますshine

 

楽しみにしていてくださいhappy01

  

2020年12月25日 (金)

学内実習紹介 ~調理学実習 クリスマス ~

こんにちは!

教員の寺尾ですconfident

 

今回は、後期に実施している

1年生の調理学実習Ⅰ・Ⅱについてご紹介したいと思いますsign03

  

今年度は、前期に対面での実習ができなかったために、

後期は金曜日に4コマ続けた形で実習を行っています。

感染症対策を行いながらの実習ということで、従来とは異なる下記の形態にて実施しています。

  

cute調理学実習室での実習は、健康栄養学科の約半数である20名ずつ実施!

作業時も、従来より学生間の距離をとって進められるよう、

位置の目安となるテープを設置しています。

1


 

 

cute岩森先生によるデモンストレーション動画を使用した

オンデマンド型の授業と組み合わせて実施!

動画作成時の教員試行錯誤の様子は、以前岩森先生が作成下さったブログでご覧ください♪

  

cute試食の際にはアクリル板で仕切りをつくり、感染防止に努める!

2


 

 感染症対策に留意しながら、1年生との実習を楽しく安全に進められるよう、

毎週臨んでいます。

 

 

さて、先日は、クリスマス料理の実習を行い、

ローストチキンやブッシュドノエルをはりきって作成しましたsign01

Photo

4

Photo_2

   

オムレツは、1年生の皆さんがオンデマンドの動画で予習をしてきてくれたので、

とても手際良く進めていました!!

この実習が初めてのオムレツ作成となった方も頑張って作りました!

6

7

  

 

あっという間に後期も終わりが近づいてきましたが、

体調管理には引き続き留意しながら、

1年生との実習を楽しく進めていきたいと思いますnotes

 

2020年12月18日 (金)

学生生活と趣味の紹介

みなさん、こんにちはsign01
健康栄養学科3年の南未玲ですhappy01

今回は学生生活の一部と取り組みについてお話ししていきたいと思いますsign01

わたしは絵を描くことがとても好きで、高校生の時は美術部とイラスト部を兼部していました。

大学に入ってからも暇を見つけては絵を描くことが私の趣味で、課題が終わったあとや夏休みや冬休みなどの長期休みの時に絵をかいたりして、楽しく学生生活を送っています。

昨年はこの絵の活動を形に残してみたいと思ったので、カレンダーを作成してみましたdownwardleft

1_2 学科内の友人や先生方が私の作成したカレンダーを欲しいと言ってくれて、今も机の上や家の棚の上に飾って使ってくれていて、とてもうれしく有難さを感じています。

他にも学校外の活動にはなるのですが、展示会に参加させていただける機会があり、鎌倉で絵の作品やポストカード、ドローイングなどの販売もさせてもらい貴重な経験をすることができました。

来年の5月頃にも東京のギャラリーで展示の予定があるので、作品を幾つか冬休みの間に仕上げていく予定です。

Mimz

Photo

栄養学科に入ってから学校生活と趣味を両立して楽しく過ごすことができており、とても良い環境だなぁと思っています。

3年生は、現在実習の真っ只中なのでとても忙しいのですが、寒さに負けず体調に気を付けて頑張っていきたいと思いますsign03

2020年12月11日 (金)

第20回新潟医療福祉学会学術集会開催

健康栄養学科の川上です。

10月31日(土)から11月15日(日)にかけて、

第20回新潟医療福祉学会学術集会が開催されました。

本来なら本学を会場に実施されるのですが、

コロナ禍ということで、今回はWebおよび誌上での開催となりましたflair

 

Webでのシンポジウムでは、

「健康寿命の延伸に対する取り組み―20年の歩みとこれから―」と題して

健康栄養学科の永井徹先生がシンポジストとして発表されましたshine

 

また、一般演題は、合計100題以上もの発表がありましたsign01

流石に全部は書ききれませんが、

健康・栄養分野(当科教員・院生)に関連する演題を下記に紹介しますshine

 

・N大学1年生の朝食欠食習慣に関連する生活背景

・北区特産物サツマイモの品種によるマルトース生成量の相違

  ―β-アミラーゼの熱耐性の点から―

・大学生男子アスリートの睡眠状況ならびに栄養素等摂取状況に関する横断調査

・エネルギー摂取量の違いによるラット卵母細胞の脂質含量の変化

・食後血糖の上昇による、血流条件下コラーゲン上の血小板血栓形成への影響

・大学女子バレーボール選手の利用可能エネルギー

・咀嚼頻度の違いが脳血流と認知機能に及ぼす影響について

  

そして中でも、当科の山崎貴子先生の演題である

「北区特産物サツマイモの品種によるマルトース生成量の相違―β-アミラーゼの熱耐性の点から―」

と、

当科卒業生でもある大学院生の夏井紗野さん

演題「咀嚼頻度の違いが脳血流と認知機能に及ぼす影響について」

が、一般演題の優秀演題として、奨励賞を受賞されましたsign03

shineshine山崎先生、夏井さん、おめでとうございますshineshine

(学会特設サイトはコチラ

 

次回の第21回大会は、対面で開催できることを祈るばかりです。

それでは!

 

2020年12月 4日 (金)

ロシア極東医科大学 カンファレンスの様子

皆さんこんにちは!sign01

健康栄養学科の稲葉です。

本学の国際交流協定締結校である国立極東医科大学(ロシア、ハバロフスク)において、創立90周年を記念した The 1-st Far East International Medical Congress が開催されました。
健康栄養学科からは私が10月8日(木)に新潟からオンラインで以下の研究発表を行いました。

Inaba H, Kostromina S, Kaiwa M, Sakauchi G, Saito T, Rizankina M, Zhmerenetsky K, Ishigami K. Weight perception and health behavior of Japanese and Russian adolescents

本研究は極東医科大学の先生方も参加している国際的な研究であり、日本とロシアの若者が自分の身体をどのように把握し、健康に関してどのような行動を取っているかを比較したとても興味深いもです。

また、医療情報管理学科高野晃輔先生と博士後期課程1年の波塚飛鳥さんが10月14日(水)に同じく新潟からオンラインで研究発表を行いました。

Takano K. Intervention study on frailty of the elderly in Japanese local communities
Namizuka A. Geographic epidemiological study on COVID-19 transmission patterns of 1,719 municipalities in Japan (2020/4/1-8/31)

日本の高齢者問題やCOVID-19の状況を国外に発信した両研究は、ロシアの研究者からも好評を持って迎えられ、質問も出されました。

新潟の地にいながら外国で開催される国際学会に参加するというのは、国際交流の新たな形態のひとつです。コロナ禍の中にあっても、他学科と連携しながら国際交流を推進しています。

健康栄養学科 詳細リンク