コロナ禍で、実験授業をオンラインで!
2年生の生化学実験担当の田村です。
新潟でも新型コロナウイルスの感染者が増えていますね。
そんな中、大学も対面授業をWEB授業に変更しなければならない状況にあります。
生化学実験の授業も、初回の実験はオンラインで授業を行いました。
教員が実験している様子を撮影し、得られた結果をもとにレポートの指導をします。
実際に、学生さんの代わり実験をしてくださったのは、授業を一緒に担当する増田先生です
今回は酵素の性質を知るための実験です。
酸性フォスファターゼという加水分解酵素を使って、酵素の性質について学んでいきます。
酵素と基質(p-ニトロフェニルリン酸)を、温度やバッファーのpH条件を変えて反応させます。
酵素の作用で基質からリン酸が外れると、p-ニトロフェノールになります。
その際、黄色に発色する呈色反応を比色計で検出します。
実験は臨場感が大切です。
自分で体験してもらうのが一番
実験室での授業再開が待ち遠しいですね。