あったかおうちごはん(新潟市レシピ作製企画)その1
こんにちは 健康栄養学科3年生の佐藤(日)、佐藤(寧)、清水、見海です
今回は新潟市役所の食と花の推進課が主催する学生向けレシピ企画「あったかおうちごはん」に参加したのでご紹介します。
新潟県立大学の学生さん2名と新潟医療福祉大学の学生5名(いずれも健康栄養学科)で取り組みました
若い世代に多い朝食欠食問題の解決や、料理が苦手な人に興味を持ってもらうこと、主食・主菜・副菜をそろえた食事への意欲向上などを目的とし、同年代の私たちが簡単にできるレシピを開発するという企画でした。
参加した学生1人1人が主菜や副菜、朝ごはん向けレシピなどテーマにそってレシピを考えていきました。
メンバーは大学も学年も違い、さらにはコロナ渦のため直接会うこともできず、レシピ開発や意見交換はzoomやメールで進めました。
メンバーとの意見交換、新潟市食と花の推進課の管理栄養士の方からアドバイスや調理してみての感想をいただき、試作を繰り返してレシピを作っていきました。
調味料の配分に悩んだり、食欲がわくような工夫にも苦労しましたが、楽しく作ることができました。
また、新潟大学の学生さんとの意見交換会も行いました。
日ごろの食の悩みや料理への苦手意識などは様々でしたが、野菜が余りがち、魚を食べる機会がない、忙しいときに調理の手間の少ないレシピが知りたいなど、いろいろな悩みや要望を聞くことができ、レシピをつくるための良い刺激になりました。
ここからは私たちが作ったレシピの工夫した所やアピールポイントを紹介していきます
◎朝ごはんレシピ
意見交換を受けて電子レンジを使った簡単に作れる朝ごはんを考えました。
作った時のお皿でそのまま食べられるようにして、盛りつけの手間や洗い物も減らせます。
このレシピのおかずと、ご飯、味噌汁(インスタントでも◎)、簡単な副菜を合わせて、主食・主菜・副菜はバッチリです
手早く、そして栄養をしっかり摂れるように工夫してレシピを作りました。
ご飯の上にスープをかけるだけで、朝からごはん、たんぱく質、野菜がしっかりとれる1食が完成するため、多めにスープを作っておけば朝調理をする手間もなくすぐに食べられます
◎主菜レシピ
新潟大学の学生さんとの意見交換を受け、簡単で美味しく、そして魚を使ったレシピにしようと考えました。
魚を買ってきて調理するのは手間だと思ったので、手軽に食べられる鯖缶をレシピに取り入れました
あまり料理をしない学生さんでも簡単に作れる電子レンジで調理できるレシピを考えました。
◎副菜レシピ
意見交換会を受けて作り置きができるレシピにしました。
考えたレシピの他に、レシピに使用した食材が余ってしまったときの使い道なども考え、無駄なく野菜を使えるように工夫しました。
「若い人に和食の味に親しんで欲しい」と考え、レシピを作りました。調味料の分量を変えて作ったり、味をなじませてから食べ比べてみたりと調理手順によって少しずつ違った味わいになっていくことがとても面白く、料理の奥深さを知ることができました。
また後日にこの続きをお話しします
新潟市ホームページ「あったかおうちごはん」
http://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/shokuhanasuishin/recipe_matome.files/gakusei-outigohan.pdf