2020年10月 8日 (木)

【授業・実習】2020年度 野球ソフトボール

いきいき放送局へようこそ!

 

後期授業が始まり、一部の実技授業では対面型の授業が開始されました。

当然、感染予防対策も徹底して行っております。

本日は、そのうちの野球ソフトボールの様子をお伝えいたします。


新潟医療福祉大学の北側には、海の近くに野球場があり、授業はこのグラウンドで行われます。

この日は秋晴れで、屋外での運動にはうってつけの天気でした!

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学生の皆さんも、久しぶりに屋外で動くことができて楽しそうでした!

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佐藤和也先生と鵜瀬亮一先生が授業担当です。

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野球ソフトボールの基本的な身体操作を学ぶとともに、ルール、指導法の基礎を習得し、その楽しさを知ることができる授業です!


 

健康スポーツ学科

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2020年10月 7日 (水)

健康づくり現場実習IIの撮影と健康関連資格

いきいき放送局へようこそ!

 

健康スポーツ学科には、魅力的な授業がたくさんあります。

 

健康スポーツ学科のカリキュラム(クリック)

 

前回に引き続き、本日は実習授業の一つである健康づくり現場実習IIの映像撮影の様子をお伝えいたします。


この授業では、新潟市北区の住民を大学にお招きして学生が運動指導を行います。

授業を通して、学生は運動指導者としての実践力を養っていきます。

 

今年度は運動教室を開催できないため、学生はメディア授業を通して運動指導の実践力向上を目指します。

その動画を撮影するため、大学院生の五十嵐小雪さん(健康運動指導士、健康運動実践指導者、エアロビックダンス指導員)による、有酸素性運動のエアロビックダンス実演を行いました。

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図. 撮影中の様子 

 

自ら動きをマスターすることは当然ですが、参加者にも気持ちよく動いてもらう必要があります。

動きの見せ方にも必要なポイントがあり、何を説明するのか、どこに意識すべきかなど、細かく解説していきます。

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図. 五十嵐小雪さん

 

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図. 撮影する佐藤大輔先生

 

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図. 動画の一部

 

受講者は動画を見ながら自宅で練習し、自分の運動指導の様子を撮影して提出します。

最初は恥ずかしいという気持ちがありますが、何度も繰り返すことで大人数の前で動きを見せることやしゃべることに慣れていきます。

これは、運動指導者に限らず、教師やコーチ、トレーナー、アスリートなど様々な仕事でも活かされます。


これからは人生100年時代といわれており、健康づくりを担う人材が活躍する場はこれからも増えていきます。

健康づくりのための運動の特性を理解したうえで、その楽しさを多くの人に伝えるための資格として、健康運動指導士や健康運動実践指導者があります。

 

健康運動指導士

健康運動実践指導者

 

健康スポーツ学科は認定校となっており、資格取得の対策講座も充実しており常に高い合格率で推移しています。

健康運動指導士とアスレティックトレーナー、大学院など、複数の強みを持って活躍している卒業生もいます。

 

健康スポーツ学科

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2020年10月 5日 (月)

ゼミ活動の紹介(佐近慎平ゼミ)

いきいき放送局へようこそ!

 

先日ご紹介した、新発田市でのパラスポーツ出前講座では、佐近慎平ゼミの学生たちも参加しました。

 

【社会貢献・ゼミ活動】新発田市「パラスポーツ出前講座」(2020年9月14日)

 

本日は、参加した学生ら(健康スポーツ学科、社会福祉学科、義肢装具自立支援学科)の感想をご紹介いたします。


今回初めてパラスポーツ出前講座に参加させていただきました。

活動を通して感じたことは、子どもたちがパラスポーツに強い興味・関心を持っているということです。

スポーツ用の車椅子の存在を知っている児童がすでに半分以上いたり、普段なかなか見慣れない義足に積極的に触れていたり、車椅子バスケに熱心に取り組む姿を見て、新発田市が掲げる"心のバリアフリー"化が進んでいるのだと感じました。

先生方の話やプロの動きを見て、児童がキラキラした眼差しで学ぶ姿から沢山の刺激を受けました。

そして、今後もパラ教育活動に積極的に参加していきたいと強く思いました。

 

健康スポーツ学科4年 中林みなみ

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今年初めて参加したが、すごく充実した出張講座だったように思う。小学生の時に、実際に競技としてパラスポーツをプレイしている競技者の技術や、姿を間近で見られるというのはとても貴重な体験であり、私たちからしても、とても羨ましく感じる。

参加した小学生の感想を聞くと、CMなどで見たことあるという意見が多く、パラスポーツは少しずつでも広がっているのだなと嬉しく感じた。また楽しかった!という声が多く、今回の講座の経験からさらにパラスポーツについて興味を持ってくれたらと感じる。

 

健康スポーツ学科4年 高橋彩恵

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初めてこのようなことをしてみて一番は楽しかったです。あまりふれあえない小学生と関わって一緒にスポーツをする楽しさを改めて知ることができました。

車イスバスケについて小学生目線からの感想や意見を聞いて私では思わなかったことを言ってくれる子供やどうしてこうなるの?などと質問もしてくれて私自身も新たな気付きがあってすごく勉強になりました。明日からも小学生目線の意見や質問、感想が楽しみです。

3人の車イスバスケをしている方をみてジユウジザイに操れて体の一部になっているんだなと感じました。細かい動きを簡単にこなしていてすごかったです。

 

健康スポーツ学科3年 大原有彩

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今回、初めての参加でしたが、児童のパラスポーツに対する興味が思っていた以上にあり驚きました。

早くやりたい!という声が多く聞こえてきて、とても意欲的な姿勢が見られました。

さらに、車椅子バスケやボッチャを見たことがある、知っている人だけでなく体験したことがある児童もいて、自分が小学生のときはまったく車椅子バスケやボッチャの存在を知らなかったので徐々にパラスポーツが浸透しつつあるのかなと感じました。

 

健康スポーツ学科3年 工藤由宇

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今回初めて参加しましたが、改めて子供が本当に純粋だということを感じました。

普段味わうことのできないスポーツを体験している子供たちは興味と不思議だらけで授業を受けていたと思います。

私が今回1番印象に残っているのは障害のある人を助けたいと思った。という子供の感想でした。

パラ教育を通して、このように思える人が1人でも多くなるといいなと感じました。

 

健康スポーツ学科3年 西岡愛里朱

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今年初めての参加でしたが、小学生が乗ったことや触ったことがない車椅子や義足を見て特徴や普通のものとの違いを真剣に考え答えているのが印象的でした。

正直車椅子バスケのゲームでは難しく、苦戦していましたが、実際に体験することで今まで見ていた時との感覚のズレを感じていたと思います。

これをいつもの体育でやりたい!難しいけどもっと練習したい!などといった声を聞き、私が思っているよりもパラスポーツに対して抵抗がなく、身近に感じてもらえてすごく嬉しかった。

 

健康スポーツ学科3年 守屋健次郎

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今日のパラスポーツ出前講座を行ってみて、昨年よりも小学生のパラスポーツ認知度が上がっており、とても良い傾向だなと思いました。

このように年々車椅子バスケ以外にも様々なパラスポーツというものがさらに今後も認知されて欲しいです。また、最後に感想を聞いて自分自身改めてパラスポーツは小学生関わらず、障害者や健常者、老若男女問わず世の中の様々な人達に夢を与えられることができると感じ、今後もパラスポーツさらに広めていきたいなと思いました。

 

社会福祉学科2年/車いすバスケサークル 板倉颯

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今回、大学のサークル員としては初めての講師をさせていただきました。

その中で、小学生は打てば響くように良い反応を示してくれて、教えているこちら側も大変楽しませてもらいました。

『車いす操作が難しい』、『障害者でもちゃんとスポーツをやれているのが凄い』とパラスポーツや障害者に対しての認識をこの年齢から学べる機会はとても良いものだと感じました。

これからもパラスポーツを浸透させる為に今回のような機会を作ることが大切だと思いました。

 

医療情報学科1年/車いすバスケサークル 知野光希

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パラスポーツ出前講座は今回が初めての参加でした。

この講座は、小学生にパラスポーツのことを知ってもらえる良い機会になったと思います。小学生と話していると、みんな素直なリアクションをとってくれるので、こちらもとても楽しく義足について話すことができました。

また、義足を知らない方へ分かりやすく説明をすることの難しさもあり、自分自身の勉強にも繋がったのでとても良かったです。

 

義肢装具自立支援学科4年 土橋茜

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今日は主に義足についての説明をしました。

どういう説明をしたら分かりやすいのか、興味を持ってもらえるのか、義足について知識がない子たちに説明をすることがとても難しかったです。

今日、パラスポーツ出前講座をして、実際に車いすバスケをしてみたり、義足を触ってみたりして少しでもパラスポーツや義足などについて興味を持つ子が増えたら良いと思います。

 

義肢装具自立支援学科4年 島津愛有


以上、学生の感想でした。

新潟医療福祉大学では、垣根を越えた活動も頻繁に行われています!

 

 

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2020年9月29日 (火)

2020年度大学院の中間発表会

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、大学院の中間発表会の様子をお伝えいたします。


2020年9月17日に、修士課程健康スポーツ学分野の中間発表会が行われました。

これは、大学院生が研究の進捗状況を報告し、参加者から研究を進めるための助言をもらう場という意味もあります。

今年度は、zoomを使ったオンラインでの発表会を実施しました。

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図. zoomを使った発表の様子

 

オンラインの発表会ではありますが、自宅からの発表ではなく、学内で発表しました。

大学院生は演台の前に立ち、パワーポイントを使ってポインターを動かしながら、自分のやってきた研究を他人に理解してもらいます

経験がある人は分かると思いますが、人前で話すというのはとても緊張することです。

ところが、皆さん初めてとは思えないほど堂々と自分の研究を説明し、質疑応答ではしっかりと自分の考えを述べていました。

議論も活発に行われて、大学院生には貴重な成長の機会となったようです。

 

また、今回はオンラインということで学部生も参加しており質疑応答も活発に行われました。

最後に、参加した学生からのコメントを以下にお示しします。

 

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内容は理解できないものが多くありましたが、普段から関わりのある先輩が自信を持って発表している姿を見て、とてもかっこいいと思いました。

また、発表の構成や話し方、パワーポイントのまとめ方など、卒論やこれからにも活かすことができると思いましたし、発表会の緊張感なども味わうことができ、貴重な経験になりました。

 

木立朱珠
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本日の発表会は自分の研究の視野を広げる良い機会になりました。

これから自分の研究テーマを定める中で幅広い視点を持つことが大事だと改めて気づかされました。

院生の方全員とても有意義で興味深い研究をされて、今後の参考になります。

また、zoomでの開催は効果的であると感じました。

今までの発表会は学部生が参加しづらいと思っていましたが、zoomでの開催であれば、全ての学部生が気軽に参加できると思います。

さらに、日程が合わず参加できなかった先生方もzoomであれば参加できるようになるので、より濃い発表会になるのではないかと感じました。

 
太田直人
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全体を通してとても専門性が高く興味深い発表ばかりでした。

自分は心理学を専攻したいと考えているので、心理学分野の先輩方の研究発表に関しては理解が出来たのですが、それ以外の分野は理解が難しかったというのが正直な感想です。

個人では慢性痛の研究、自己の競技歴の研究が興味深かったです。

人前で発表をすることに関しては、院生の皆さんの発表を聞く中で、自分の研究を相手に伝えられるかや、質疑に対して十分な回答が出来るかなどが不安でもあります。

ただ同時に研究の幅がとても広い事を感じたので、自分のやりたい事を徹底的に掘り下げていけるのが楽しみになりました。

多様な専門性を取り込める機会にもなると感じたので、自分の成長の為にも進学をして学んでいきたいというのが現在の率直な気持ちです。

 

渡瀬克紀
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内容については全てを理解することはできませんでした。

しかし、発表の雰囲気や発表の仕方、パワーポイントの作り方についてとても参考になりました。

また、質疑応答のやり取りの中で理解が深まったり興味が湧いたりすることもありました。

今回の中間発表会に参加したことはとても有意義でした。

 

久光哲也

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2020年9月23日 (水)

ゼミ活動の紹介(吉田重和ゼミ)

いきいき放送局へようこそ!

 

健康スポーツ学科のゼミ活動を紹介しています。

本日は、吉田重和ゼミの守屋くんによる報告です。


こんにちは。

健康スポーツ学科3年の守屋壮次郎です。本日は、私が所属している吉田ゼミの活動の一部をご紹介します。

 

ゼミ活動目標&活動内容

吉田ゼミの活動目標は、以下の2点です。

  1. ゼミ生がそれぞれの興味・関心を突き詰め、納得のいく卒業研究を仕上げること
  2. ゼミという“場”を共有することにより、ゼミ生同士が新たな関係性を構築すること

1.について補足の説明をします。吉田先生が教職担当の先生なので、ゼミには教職志望者が多く集まります。

そのため卒業研究についても、教育や教職に関係あるテーマを選ぶ人が多いです。

一方で、自分の専門競技を取り上げ、「教える」「指導する」という観点から研究を進める人もいます。

私自身はまだテーマを決めていませんが、長くやってきたバスケットボールについて、少し時間をかけて考えてみたいと思っています!

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図. 先輩方の卒業研究の一例

 

2.は、吉田ゼミで最も(卒業研究よりも…?)大切にされていることです。

吉田ゼミでは、所属している部活動やサークル、学年の枠を越えて、新たな関係性を築くことが求められます。

3年生である私たちは、4年生の先輩や同期10名と新たな関係性を築くために、前期の期間中、以下のような活動をしました。

  • 「これまでの競技活動で最も印象に残っている一場面」のプレゼンテーション
  • ビブリオバトル ※お気に入りの本を決められた時間で紹介しあう取り組み
  • 「4年生教採頑張れ!」動画の作成
  • 文献検索の方法や研究テーマの絞り方の確認
  • 複数のテーマに基づくブレインストーミング
  • “価値観”の擦り合わせを目指すグループワーク
  • 話し合いの“機能”を自覚するためのグループワーク

前期の授業がすべてオンラインだったため、上記の活動も基本的にすべてオンライン上で行われました。難しいものも楽しいものもつらいものもありましたが、これらの活動を通じて、同期10人の仲は確実に深まったと思います!(実際に顔をあわせる機会はほぼありませんでしたが…)

 

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図. 「4年生教採頑張れ!」動画の一部

 

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図. 吉田先生による文献検索の方法紹介動画

 

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図. グループワークの様子

 

吉田ゼミではこれらの活動に加えて、通常であれば、近隣の小学校での学習支援ボランティアや、特別活動としてのスポーツアクティビティやバーベキュー大会などを行っているそうです。

コロナ禍により3年生の私たちはまだ体験できていませんが…、状況が収束したら再開するということなので、その時を楽しみにしながら、可能な範囲でゼミ活動を進めていきたいと思います!


以上、守屋くんからの報告でした。

吉田ゼミでは、様々な学びや活動を通した成長があります。

【過去の記事】 

専門ゼミ紹介:吉田重和ゼミ

 

教員採用試験に合格することは簡単ではありません。

健康スポーツ学科では、仲間と切磋琢磨し、互いに助け合いながら資格試験合格へ向けて進むことができます!

 

健康スポーツ学科Youtubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCZKPW14qPRzv6fLmAZbFoNw

2020年9月21日 (月)

【卒業生の活躍】メディカルフィットネス 中野沙紀さん

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、2018年度卒業生で現在はかえつメディカルフィットネスウオームで運動指導者として活躍している中野沙紀さんをご紹介します!


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中野 沙紀(ナカノ サキ)
柏崎高等学校出身
佐藤大輔ゼミ所属
教員免許、健康運動指導士、健康運動実践指導者取得
陸上競技部所属

 

現在のお仕事

現在、かえつメディカルフィットネスウオームにて、会員様の運動メニューの作成、マシン指導、教室プログラム指導などを行っています。

医師や看護師など、他職種とも連携することで、どんな人でも安全に、安心して運動ができる環境を作り、地域の方々の健康支援ができるところに魅力を感じています。

 

学生の頃の思い出

学生の頃は部活動中心の生活で、正直、陸上競技以外に興味を持てるものを見つけられずにいました。

ですが、3年生の時にゼミに入り、運動指導をしていく中で、初めて陸上競技以外に興味を持てるものを見つけられました。

それまで、将来のことが何も決められずにいて不安もありましたが、やりたいことが見つかり、嬉しかったので、ゼミ活動はとても思い出に残っています。

 

健康スポーツ学科での学んだこと、現在役立っていると思うこと

資格取得はもちろんですが、実技や実践の授業が多いので、具体的には運動指導の仕方やプログラムの組み立てなど、今の仕事に直結していることがたくさんあります。

 

健康スポーツ学科を目指す高校生へ向けて

健康スポーツ学科では、様々な資格取得が目指せるので、将来の仕事の幅を広げられると思います。

また、学科の人数も多いので、自分では思いつかないような考えに触れることができ、常に仲間たちから刺激を受けながら学ぶことができます。

 

健康スポーツ学科の後輩へ

健康スポーツ学科での学びを、どんどん自分のものにして、自分の強みに変えていってください!

応援しています!


以上、中野さんからのメッセージでした!

中野さんは陸上部で活躍しながらゼミ活動として運動教室へ積極的に参加し、4年次には教室の運営も任されるほど成長しました!

また、大学院へ進学してからは運動がなぜ良いのか、脳科学の観点からひも解くチャレンジに挑みました

その結果、運動がその後の記憶に影響する可能性があり、認知症予防に有効であることを突き止めました

 

 

新潟医療福祉大学は、スポーツ科学、体育、健康科学、リハビリテーションおよびその関連分野2019年度の科学研究費獲得件数(国からの競争的な研究資金の獲得件数)が全国で5番目で、スポーツ科学の研究力は国内トップクラスなんです!(詳細はこちらをクリック)。

ここではスポーツに関する学びと、運動指導関係の資格取得、さらには最先端の研究を行える環境があり、なぜ運動が体に良いのか?どうすれば上達するのか?など、突き詰めていくことができます。

また多くのトップアスリート、コーチ、研究者、設備がそろっているので、たとえ、スポーツが好きだけど競技者としての実績がないという方でも、健康スポーツ学科では科学を通してスポーツに関わることは可能です!

2020年9月14日 (月)

【社会貢献・ゼミ活動】新発田市「パラスポーツ出前講座」

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、佐近慎平先生(新潟県教育委員会オリンピック・パラリンピック教育推進委員会委員長)による、新発田市でのパラスポーツ出前講座についてご報告いたします。

 

期間限定ですが、以下のニュース動画でその様子を見ることができます。

「難しい!」小学生が“車いすバスケ”に挑戦 パラスポーツへの親しみ深める【新潟】

【FNNプライムオンライン】#NST #Newsタッチ

 

これはパラスポーツの普及を目指した新潟医療福祉大学と新発田市との連携事業で、6つの小学校(総勢314名)を対象に車いすバスケットボール、ボッチャ、義足説明を行いました。

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図. 義肢装具自立支援学科の佐藤未希先生による義足説明

 

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図. 車いすバスケットボール体験の様子

 

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図. ボッチャの説明を真剣に聞いている子供たち

 

加えて、パラスポーツについて学ぶ本学学生、本学車いすバスケサークルに所属している学生らも講師として参加し、4日間で6校の小学生にパラスポーツの魅力を伝えました。

 

健康スポーツ学科では、する、みる、ささえるスポーツといった、あらゆるスポーツとの関わり方について学ぶことができます。

2020年9月 9日 (水)

【卒業生の活躍】アスレティックトレーナー 星侑貴さん

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、2017年度卒業生で現在は千葉県の整形外科クリニックでアスレティックトレーナーとして活躍している星侑貴さんをご紹介します!


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星 侑貴(ホシ ユウキ)
栃木県立烏山高等学校出身
熊崎ゼミ所属
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CPT、健康運動指導士取得
男子サッカー部所属(学生トレーナー)

 

現在のお仕事

現在、千葉県の整形外科クリニックにて、アスレティックトレーナーとして子どもから高齢者まで幅広い世代に対してリハビリテーションやアスレティックリハビリテーション、コンディショニング等を行っています。

また、地域に出向いて健康教室を開催したり、少年サッカーのキャンプに帯同したり院内外問わず様々な活動をしています。

患者様の身体が良くなっていく変化を身近に感じられるのはこの仕事の魅力だと思います。

 

学生の頃の思い出

大学3年時に海外研修でドイツへ行ったことがとても印象に残っています。

ライプツィヒ大学にて本場のコオーディネーショントレーニングについて学びました。

また、東欧のスポーツ文化に触れたりオリンピック強化センターの見学、ブンデスリーグの試合観戦など多くの貴重な経験ができました。

海外研修を通して、もっと広い視野で学びを深めていく必要があると強く実感しました。

 

健康スポーツ学科での学んだこと、現在役立っていると思うこと

豊富な実習経験です。

地域の高齢者および小・中学生を対象とした運動指導やアスレティックトレーナー総合実習、インターンシップ実習など各年代への指導経験は現在の仕事に大いに役立っています。

カリキュラムに含まれている「健康づくり現場実習I・II(いきいき運動教室)」は新潟市北区在住の高齢者を大学へ招いて開催し、学生主体で準備するところから運動指導まで行う実習のため、実践力が身に付きます。

現在、対象者のニーズに合わせた運動指導ができているのも健康スポーツ学科で多くの経験ができたからだと思います。

 

健康スポーツ学科を目指す高校生へ向けて

講義で学んだことをすぐに実践できる素晴らしい実習環境が整っています

私は学生トレーナーとして強化指定部の男子サッカー部に帯同し、学んだことを活かして選手のサポートをしていました。

健康スポーツ学科には様々な経歴や実績を持つ先生方、中にはプロアスリートを目指す学生も多く在籍しています。是非、恵まれた環境の中で夢に向かってキャンパスライフを楽しんでください!

 

健康スポーツ学科の後輩へ

私は、入学当初からアスレティックトレーナーになるという強い目標がありました。

目標を達成するために、常にどうすべきか考えて行動することが重要だと思います。

大学生活4年間で多くの人と接して価値観を共有することや、選り好みせずに様々なことにチャレンジしてほしいと思います。


以上、星さんからのメッセージでした!

星さんはサッカー部で学生トレーナーとして活躍しながら、地域貢献活動や海外視察にも積極的に参加していました。

そして、アスレティックトレーナーと健康運動指導士のダブルライセンスを取得しています。

 

 

健康スポーツ学科では様々な授業や実習、課外活動があり、専門性を学びながら視野を広げることができます。

また、複数資格を同時に取得できるというのが大きな特徴です。

健康運動指導士×アスレティックトレーナーのように、専門性+αの能力を持った稀有な人材として社会で活躍することができます!

 

健康スポーツ学科Youtubeチャンネル

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2020年8月31日 (月)

【授業・実習】魅力的な授業の紹介②

いきいき放送局へようこそ!

 

新潟医療福祉大学は、医療福祉系ならではの魅力的な授業があります。

本日はその一部をご紹介いたします。

 

スポーツ・健康

1年次必修科目で、主に車いすバスケットボールとソフトバレーボールを行います。

体力測定を通して自己体力を知り、そして健康づくりの理論を学び、生涯を通してスポーツと関わることの重要性について学びます。

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基礎ゼミ

1年次必修科目で、少人数のグループに分かれ大学での生活や学習の仕方を学ぶとともに、学生間の交流を深めていきます。

イメージとしては少人数のクラスに担当の先生がつき、様々な活動(小セミナー、レクリエーションなど)を通して仲間と交流しながら、大学生としての自覚を育みます。

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スポーツ実践(スキー)

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2年次以降の選択科目に「スポーツ・実践」があり、様々な専門的なスポーツを実践します。

その一つにスキー実習があり、自身のスキー技術向上だけでなく、寝食を共にすることで学科を越えた交流が生まれるなど、多くの達成感が得られます

 

連携基礎ゼミ

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2年次の必修科目であり、学科の枠を超えて「チーム医療・ケア」を実践的に学びます。

例えば、生活習慣病の対象者をどのようにサポートするか、理学療法士、作業療法士、栄養士、アスレティックトレーナー、健康運動指導士など、それぞれの視点で議論を重ねて最適なアプローチを探ります

異なる職種を目指す学生同士で一つのプロジェクトを協力して進めていき、最後には発表会を行います。

 

新潟医療福祉大学連携総合ゼミの紹介ページ

 

 

本学では、上記のような学科を越えた授業など、様々な活動を通して優れたQOLサポーターの育成を目指します。

 

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2020年8月28日 (金)

【研究紹介】スイマーの優れた身体位置覚とそのメカニズムを解明しました!

いきいき放送局へようこそ!

 

本日は、佐藤大輔教授の研究論文が国際誌Behavioral Brain Research(オランダ)に掲載されましたので、その研究を紹介します!


この研究では「人はなぜ泳げるのか?泳げるようになるとはどういうことか?」という疑問を明らかにするため、泳げる人(水泳選手)は、水の中でも陸上と同じように自分自身の身体の位置を理解できており(身体位置覚)、そのことが「華麗な泳ぎ」を生み出していることが分かりました.

 0825daisuke01 図1.水泳選手の華麗な泳ぎのカギ

 

これまで、水泳選手を対象に動きや、呼吸・エネルギー代謝、水の流れを調べる研究が行われてきました.しかし、「なぜ、泳げるのか?」という本質的な疑問を解決することはできていませんでした.
『水泳選手の身体知』を明らかにすることができれば、新たな視点での水泳教育も進むと考えました.
そこで、わたしたちの研究グループでは、様々な環境で身体位置覚を調べることのできる機器を作成し、水泳選手が華麗に泳ぐことのできる理由を調べました.

 

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図2.身体位置覚を計測する課題

指示された角度に手首を曲げ、どの程度正確に曲げることができるかを計測します.

合計で30回実施し、指示された角度とのズレの平均値から身体位置覚を評価しました.

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 図3.2連発経頭蓋磁気刺激法

八の字型の刺激コイルを一次運動野に当て、脳を外部から刺激します.脳を刺激すると、対応する筋において、右図のような反応がみられます.

一発刺激をした場合と、二発刺激をした場合を比べると、二発刺激をした場合の方が、反応が小さい(抑制されている)ことが分かります.この抑制の程度によって、抑制性の神経活動を評価することができます.

水泳選手では、水の中に手を浸けると、抑制性の神経活動が高まる一方で、非水泳選手では、抑制性の神経活動が弱まるといった全く逆の反応を示すことが分かりました.

これは、水泳選手が、本来であれば水に入ることで弱まる抑制性の神経活動を、強化させることで、正確な身体位置覚を実現している可能性を示しています

 これらの結果から、水泳選手の華麗な泳ぎには、水の中でも一次運動野の抑制機能を強化し、自分自身の身体の位置を理解することが関係している可能性があります

 

泳げるようになるカギは、水の中でも陸上環境と同じように、「自分の身体位置を把握すること」にあると考えています.

本来、水泳選手や泳げるようになりたい人は、水の中でトレーニングをすることで水泳の技術を身に付けていきますが、中にはトレーニングを繰り返しても上手にできない人や、泳ぐことが怖い人もいます.

本研究で用いた、「身体位置覚を計測する課題」を応用し、水泳教育の現場や水泳指導のプログラムとして取り入れていくことで、上述の問題点を解決し、効率的に「速く泳ぐ」「泳げるようになる」といった目標を達成することができるかもしれません.


大学HPにて、この研究の詳細を示しています。

 

新潟医療福祉大学研究力ページ

 

新潟医療福祉大学の特徴は、多くのトップアスリートが在籍していると同時に、トップレベルの研究者が数多くおり、そんな環境の中で学ぶことができます。

健康スポーツ学科は、これからもパフォーマンス×研究力で新しい知を生み出していきます。