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2020年3月16日 (月)

2019年度卒業研究 今井ゼミ

こんにちは。STkouhouです。

 

前回から今年度の卒業研究についてご紹介しています。

今回は今井信行教授のゼミです。

今井先生の紹介はこちら

  • 残存歯数と高齢者の健康状態との関連性について
  • グミを用いた舌圧縮力向上訓練が摂食嚥下機能に及ぼす効果
  • ブローイング訓練とサッキング訓練がストローでの液体摂取能力に及ぼす影響について
  • 嚥下体操が嚥下機能と誤嚥予防に及ぼす影響について
  • 急性期摂食嚥下障害に対する早期介入の必要性

 

今井ゼミの皆さん

 

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今井先生のご専門は、歯科医学、口腔外科学、摂食嚥下障害学ですので、

学生たちの研究もご専門に関連した内容になっています。

 

ブローイングとは、吹くこと、

サッキングとは、吸うことを意味します。

いずれも食事をスムーズに行うのに必要な機能です。

今回は、学生を対象として二つの機能に特化した訓練を行い、

訓練効果を検討した研究でした。

 

次回は今村ゼミの卒業研究をご紹介します!!

 

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2020年3月13日 (金)

2019年度卒業研究 桒原ゼミ

こんにちは。STkouhouです。

 

本学科では4年生時に、全員が卒業研究を行うことになっています。

3年生の後期から配属されるゼミで担当教官から指導を受け、

4年生時の9月に卒業論文を提出し、例年3月に卒業研究の発表会を行っています。

 

残念ながら本年は、コロナウイルスの影響で発表会は中止となってしまいましたが、

今回からゼミごとに卒業研究の内容をご紹介していきます!

 

第1弾は桒原桂講師のゼミです。

桒原先生の紹介はこちら

  • ダウン症児の言語獲得と指導
  • 筆順指導の必要性と読み書きの習得
  • 先天性サイトメガロウイルス感染症の治療及びその療育・支援について

 

桒原ゼミの皆さん

 

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桒原先生のご専門は、聴覚障害、人工内耳、言語発達ですので、

学生たちの研究もご専門に関連した内容になっています。

 

サイトメガロウイルス感染症は、妊婦さんから胎児へ感染すると、

生れてくるお子さんに難聴やけいれんなどの症状が生じることがあります。

今回の研究では、サイトメガロウイルスに感染したお子さんの、

難聴に対する療育や人工内耳手術について、文献を中心にまとめた研究でした。

 

次回は今井ゼミの卒業研究をご紹介します!!

 

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2020年1月31日 (金)

2019年度後期定期試験中!

こんにちは。STkouhouです。

 

本学では後期の授業が終わり、1/28(火)から後期の定期試験が始まっています。

追試や再試の期間も含めると、試験期間は2/10(月)まで続きます。

 

定期試験中は、教員が試験問題などを準備するため、

教員のいる研究棟の一部の部屋は、学生の入室が制限されます。

学内はどことなく緊張した雰囲気がただよっています。

 

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本学科では3年生時と4年生時に、学内の施設で行う臨床実習がありますが、

この実習は所定の科目をすべて履修・合格していないと行くことができません。

再履修のために実習の時期が遅れると、卒業の時期も遅れることになり、国家試験は翌年以降受けることになります。

 

このような事情もあり、学生たちは皆履修科目を落とさないよう、熱心に勉強しています。

国家資格を目指す大学生活は、上記のような厳しい面もありますが、

その分熱心に勉強に取り組むことができるというメリットもあります。

 

試験が終われば楽しい休暇です!

みなさん頑張って乗り切ってください!!

 

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2020年1月 9日 (木)

牧野日和先生による摂食嚥下特別講座_その2

こんにちは。STkouhouです。

 

前回から国家試験対策の一環として2日間開催された、
愛知学院大学の牧野日和先生による特別講座をご紹介しています。

 

今回は2日目の様子をご紹介します。

 

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2日目の内容は、主として4年生を対象とした、国家試験対策でした。

嚥下障害は国家試験の重要な出題分野です。

牧野先生は試験の出題ポイントを押さえて、わかりやすく解説してくださいました!

学生たちも明快な解説に終始集中して聞き入っていました。

 

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牧野先生はもともと脳性麻痺など小児の嚥下障害に対する臨床のご経験をお持ちのため、

嚥下機能を発達の観点も交えて解説されており、

学生だけでなく教員にとっても大変興味深い内容でした。

 

嚥下障害の臨床に従事する言語聴覚士は非常に多いです。

学生たちはこの2日間で身に着けた知識を、

国家試験だけでなく将来の臨床でも役立てていってほしいですね!!

 

牧野先生、2日間貴重なご講演を賜り、誠にありがとうございました!!

  

言語聴覚士国家試験まであと38日

 

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2020年1月 7日 (火)

牧野日和先生による摂食嚥下特別講座_その1

こんにちは。STkouhouです。

 

あけましておめでとうございます。

本学は冬期休暇が終わり、1/6(月)から講義が再開されました。

本年も言語聴覚学科のブログをよろしくお願いいたします。

 

さて昨年のことですが、

12/17(火)・18(水)に、愛知学院大学の牧野日和先生による

本学科の3・4年生向けの特別講座が開催されました!

 

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特別講座は国家試験対策の一環として毎年開催しています。

牧野先生は、言語聴覚士の関わる領域の一つ、嚥下障害(のみこみの障害)の評価やリハビリテーションの第一人者です。

 

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1日目は演習を主とした講義でした。

講義中、嚥下機能が低下した方に向けて作られた特別食(嚥下食といいます)の一例が紹介されました。

とろみのついたリンゴジュースと、ゼリー、

そして魚や肉、野菜などを加工した嚥下食です。

 

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実際に皆で食べてみました!

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お味はいかがですか?

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嚥下障害の患者さんは、食べ物を噛むことや舌で食べ物をまとめて飲み込むといった、

食べることに関する一連の動作が難しくなります。

 

学生たちは、嚥下しやすい工夫の施された嚥下食を食べてみることで、

嚥下障害をより実践的に学ぶことができたのではないかと思います。

嚥下食の他にも、パン粉やスナック菓子といった一般的な食材を用いた演習もあり、

ユニークな内容に学生たちも熱心に取り組んでいました!

 

次回は2日目の様子をお伝えします!

 

言語聴覚士国家試験まであと40日

 

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2019年12月28日 (土)

全国統一模試2019

こんにちは。STkouhouです。

 

本学では、今年度言語聴覚士国家試験を受験する4年生と、

次年度受験する3年生に対し、

学内で独自に作成した問題を用いた模擬試験を複数回実施しています。

 

他の国家試験の場合、模擬試験を作成する専門の業者に学内の模擬試験を依頼できる場合もあるようですが、言語聴覚士の国家試験の場合は、各養成校で模擬試験を準備するところが多いようです。

 

しかし12月の模試だけは、ちょっと違います。

言語聴覚士を養成する学校同士が協力して作成した全国統一模試があるのです。

先日本学でも、統一模試が実施されました。

 

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あくまで有志の養成校による模試のため、

残念ながら全国順位などの詳細な結果は出ませんが、

本学では専用の分析ソフトを使って、各学生の学内での順位や、
科目ごとの正答率などをし記した成績表を作成し、試験勉強に役立ててもらっています。

 

本学は高い国家試験合格率を維持しておりますが、

上記のようなきめ細かい指導も要因の一つと自負しております。

 

本年のブログはこれが最後になります。

また来年も、言語聴覚学科の活動を幅広くお伝えしていきますので、

よろしくお願いいたします!!

  

言語聴覚士国家試験まであと50日

 

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2019年12月26日 (木)

グループで集団訓練実習

こんにちは。

STkouhouです。

 

皆さんはことばのリハビリと言うと、

患者さんと言語聴覚士が1対1で行う形式を思い浮かべるでしょうか?

上記のようなリハビリ形式を個別訓練と言いますが、

言語療法では、一度に複数の患者さんにリハビリを行う、集団訓練という形式もあります。

集団訓練では症状の似た他の患者さん同士が触れ合うことができるので、

より日常的なコミュニケーション能力を訓練しやすく、訓練へのモチベーションも高まりやすいといった利点があります。

 

本学では3年生の中で複数のグループに分かれ、

系列病院である新潟リハビリテーション病院で集団訓練の実習を行います。

訓練には学生一人につき2回参加することが義務付けられています。

 

訓練の内容は、教員や病院のリハビリテーションの指導を受けますが、基本的に学生たちが考えます。

集団訓練では歌を歌うことや、ボールリレーなど行う場合がありますが、

歌詞を書いた紙やボールなども学生たちが準備します。

 

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学生たちが使用してきた教材準備用のボックスです。

マジックペンやボンドなどの文房具の他、模造紙やうちわなども入っていますhappy01

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グループ訓練ができるのは系列病院がある本学ならではの利点です!

内容の豊富な臨床実習を行っている本学への進学を、ぜひご検討ください!!

 

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2019年12月25日 (水)

連携基礎ゼミ2019終了しました!

こんにちは。STkouhouです。

 

本学の学びの特色の一つである、チーム医療を目的としたゼミ活動、

連携基礎ゼミについて、以前にこのブログでご紹介しました。

 

12月の第2週の時間に、全ゼミ生が一堂に会し、

各ゼミでまとめたことをパワーポイントで発表する会が開催されました。

 

今年はスマホ依存について調べたゼミが2つありました。

今話題の軽減税率について調べたゼミもありました。

データを頑張って集めて統計的処理を行ったゼミもありましたし、

多数の文献にあたって、時代ごとの幽霊像やお茶について調べたゼミもありました。

新潟県の村上市は、お茶の産地の北限なのだそうです。

このようにテーマは多岐に渡っていました!

 

あれ?医療系の学校のゼミ活動なのに、医療系のテーマでまとめないのかな?

と思った方もいらっしゃるかもしれません。

しかし2年生の時点では、医療系の知識は十分ではありません。

このゼミでは医療系の知識を深めることよりも、

専門を異にする学生同士でチームを組み、一つのテーマをまとめることを重視しているのです。

そのためテーマは医療系に限らない自由な内容となっています。

 

各ゼミでは最後のお楽しみとして、

打ち上げがあります!

打ち上げの様子を少しだけご紹介します。

 

吉岡ゼミの皆さん

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吉岡先生の紹介はこちら

 

富澤ゼミの皆さん

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富澤先生の紹介はこちら

 

連携基礎ゼミの活動はこれで終了になりますが、

ゼミで知り合った学生同士のつながりは、ゼミが終わった後も続く場合が結構あるようです。

 

今回のゼミで学んだチームアプローチを、

実習や就職した際のチーム医療でぜひ活かしていってほしいですね!!

 

チーム医療の学びを特徴とするのは

医療系だけで13学科も擁する本学ならではの特徴です。

ぜひ本学への進学をご検討ください!!

 

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2019年12月24日 (火)

3年生の実習が終わりました!!

こんにちは。STkouhouです。

 

3年生の後期になると授業はなく、

全員学外の施設へ一人で実習(実習Ⅱ)に行きます。

以前このブログで実習Ⅱのはじまりについてお伝えしました。

 

実習期間は一律ですが、

実習先の受け入れ時期により、実習の開始時期と終了時期は学生によって異なります。

早い時期の学生は10月に終了しますが、遅い時期の学生は12月近くに終了となります。

 

学生たちは実習で一人の患者さんについて、報告書を作成します。

そして大学に戻ってきた学生から順に、自分が担当した患者さんについて報告会を行います。

この報告会は、3年生だけでなく教員や来年実習Ⅱに行く2年生も参加して報告を聞きます。

報告会は学会形式で行うため、発表時間や質疑応答の時間が設定されており、

質問者へマイクを運ぶマイクランナーの役も学生が行います。 

 

そして先日ついに最後の学生が実習を終了しました!

実習と症例方向を終えた学生は皆一様に、表情や態度に成長がうかがえます。

患者さんに直接お会いし臨床を行うということは、講義の何倍も学生の成長を促すのだと思います。

 

学生の中には県外の施設に実習に行く人もいます。

吉岡ゼミでは学生たちが買ってきた実習先の名物を、

皆でちょっとずつ分け合って、ささやかな打ち上げをしました!

吉岡先生の紹介はこちら

 

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実習が無事に終わって良かったですね!

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実習を受け入れてくださった各施設の先生方に、深く感謝いたします。

 

本学では卒業生を多く輩出し、その中には実習を指導できる立場になった卒業生もいます。

そのため実習先は比較的豊富にあります。

実習先の充実している本学への進学をぜひご検討ください!!

 

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2019年11月28日 (木)

小児言語障害学Ⅱの演習

こんにちは。STkouhouです。

  

前回から、2年生が行う演習についてお伝えしています。

 

今回ご紹介するのは、小児言語障害学Ⅱという科目における、

子どもの検査の演習です。

 

この科目では、発達障害に含まれる、

学習障害や注意欠如・多動症、特異的言語発達障害などの特徴を学ぶます。

また、これらの障害の評価で行う検査は種々ありますが、

代表的なものに、WISC-IVと言う知能検査があります。

 

演習ではこの検査の練習を行います。

学生は二人一組になり、一人はお子さんに、もう一人は検査者になりきって練習します。

 

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この検査は15個の検査項目があります。

単語の意味を問う項目、積木を使って模様を作る項目と、

内容は多岐に渡りますが、

学生はすべての検査項目の内容を理解し、かつマニュアルをみないで教示ができ、

記録を正しくつけられることも求められます。

 

科目担当は、本学科学科長の山岸達弥教授です。

山岸先生の紹介はこちら

 

先生が行う演習のテストでは、

正12面体のサイコロを使って行います。

 

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各面にはWISC-IVの検査項目が記載されています。

各学生はサイコロを転がし、表に出た面に記載された検査項目を、

先生や同級生の前で実施してみせることになっています。

 

どの面がでるかはわかりませんので、

学生たちはすべての検査項目を練習しておかないといけないのです。

 

ちなみにこのサイコロは、山岸先生のお手製です!

 

2年生が練習しているのは、言語聴覚演習室です。

この部屋には学生用の検査用具が設置されているため、

学生はいつでも好きな時にこの部屋で検査練習ができるのです。

 

学生の演習のための設備が充実している、

本学科への進学をぜひご検討ください!

 

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