授業紹介 Feed

2019年11月25日 (月)

聴力検査の演習

こんにちは。STkouhouです。

 

本学科では2年生になると、受講すべき専門科目の割合がぐっと増え、

学生同士で検査練習をする演習の時間も増えます。

今回から2回、2年生が行う演習についてお伝えします。

 

今回ご紹介するのは、聴覚障害Ⅰ演習という科目における、

聴力検査の演習です。

 

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言語聴覚士は様々な検査を実施しますが、

中でも聴力検査は、聴覚障害児・者の診断・評価・治療には不可欠のものです。

 

この演習では、様々な聴力検査を練習します。

ピーという音を使用するのは、純音聴力検査と言いますが、

聴力検査は他にも種々あり、患者さんの状態によって適切な検査を選択します。 

 

演習では、患者さんを想定して練習します。

患者さんの目線に合わせて姿勢を低くしながら、検査の説明を行います。

 

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「『ピー』と聞こえたら、このボタンを押してください…」

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ヘッドフォン装着!

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いよいよ検査開始です。

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聴力検査は、患者さんの反応によって機器を操作して音を調整する必要があるため、

ある程度の熟練を要す検査です。

学生たちは慣れるまで、お互いに何度も練習し、

演習担当の吉岡准教授による実技テストに挑みます。

吉岡先生の紹介はこちら

 

オープンキャンパスでも、

聴力検査をデモンストレーションで行いますが、

学生の手際の良さを、いつも頼もしく感じています。

その背景には、このような熱心な練習と、

防音の聴力検査室や学生3人に1台はある検査機器など、

本学の施設環境があります。

充実した施設設備の備わった、本学への進学をぜひご検討ください!

 

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2019年11月22日 (金)

連携基礎ゼミ2019進行中です!

こんにちは。STkouhouです。

 

本学では2年生の後期になると、

全員、連携基礎ゼミという科目を履修します。

この科目では、全13学科の学生をシャッフルして教員ごとに5-6人のゼミに配属されます。

ゼミ生は全員異なる学科で構成されます。

 

勘の良い方はもうおわかりかもしれませんが、

この多学科で構成されたゼミは、本学の特色の1つである、

チーム医療を学ぶことを目的としています。

チーム医療では、様々な医療職が連携して、一人の患者さんに取り組みます。

このゼミも多職種で連携して一つテーマに取り組むことで、チーム医療の基礎を学ぶのです。

 

各ゼミでは最初に、ゼミ内の学生が目指す職業について、お互い学びます。

他学科以外の人が目指している職業は、意外と知らないことが多いものです。

 

その後、ゼミごとにテーマを一つ決めて研究します。

といってもまだ専門科目を学び始めたばかりの2年生ですので、

テーマは皆で共有できる身近な疑問を発端とすることが多いです。

 

伊藤ゼミでは、ぐるぐるバットを題材に、いろいろ検討しているようです。

ゼミのメンバーは、言語聴覚学科の他、理学療法学科、看護学科、社会福祉学科、健康スポーツ学科の学生です。

伊藤先生の紹介はこちら

 

秋晴れの空の下、ぐるぐるバット後の走る速さを計測します。

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(バットはありませんが)くるくるくる

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そしてダッシュ!

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条件ごとに計測したタイムから、

考察を考え、スライドにまとめます。

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12月にある連携基礎ゼミ発表会では、スライドを使用して全員が発表します。 

黙々と作業する学生達を見て、

2年生になると、パソコンにもだいぶ慣れて、

結果をまとめる力もついてくるのだなと、しみじみ思いました。

 

本学の特色、チーム医療の学びの一端をご紹介しました!

 

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2019年11月18日 (月)

6限の国試対策講座2019(11/18up)

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学科の特徴の一つとして、きめ細かな国家試験対策があります。

具体的な対策には、早くから学内模試を実施したり、模試の結果を個別に分析したり、

希望者には個別指導を行ったり、と様々ありますが、

今回は6限に行う国試対策講座のお話です。

学内模試に関する記事はこちら

 

高校生の皆さんの中にはご存知の方も多いと思いますが、

大学では授業時間が各90分となり、高校時代よりも長くなります。

本学の1日の授業時間は下記の通りです。

1限 9:00-10:30

2限 10:40-12:10

3限 13:10-14:40

4限 14:50-16:20

5限 16:30-18:00

 

通常は5限まで、つまり18:00には学部の授業はすべて終わります。

しかし今年度国家試験を受験する人向けに、本学科では10月末から6限の授業を、ほぼ毎日開始しています。

講義は各教員が日替わりで、国家試験に特化した内容で行います。

6限の講義を受講することで、国家試験の得点に「あと1点の積み重ね」ができるよう、目指しています。

 

本日の6限の講義は、内山信講師による、失語症対策でした。

内山先生の紹介はこちら

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6限の講義は、必修ではなく、希望者のみの参加で、単位もとれません。

しかし多くの受験生は、日中は図書館や試験対策室で各自勉強し、

18:00になったら6限の講義を受けに集まり、

講義終了後はまた各自の勉強に戻り、遅くに帰宅します。

 

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皆合格に向けて一生懸命です。

教員は一丸となって、その姿勢を応援します!!

 

国試まであと90

 

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2019年11月15日 (金)

卒業生講話2019

こんにちは。

STkouhouです。

 

国家試験まであと3か月に迫りました。

本学科では国試合格に向けて様々な対策をしておりますが、

その一つに、卒業生講話(そつぎょうせいこうわ)があります。

 

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講話とは、講義形式でわかりやすくお話することを指します。

本学科の卒業生講話では、卒業生の方に、ご自分の国家試験勉強について詳しくお話してもらいます。

今年度国家試験を受験する学生たちには、先輩方の経験談を聴くことで、

勉強方法の工夫を参考にするとともに、

残り3か月の試験勉強へのモチベーションを高める、という目的もあります。

 

今回は3人の先生方にお話しいただきました。

安達侑夏先生(総合リハビリテーションセンターみどり病院:7期生)
遠藤直人先生(新潟リハビリテーション病院:11期生)
小松りりこ先生(鶴岡協立リハビリテーション病院:14期生)

 

第1席の安達先生からは、図書館を中心とした勉強法をお話いただきました。

 

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言語聴覚士の国家試験は、受験する人数が他の資格より少ないためか、

国家試験に特化した参考書の類が少ないのが現状です。

安達先生は、病理学や解剖学といった基礎医学の科目では、

看護師や理学療法士の国家試験向けの参考書を図書館で探して利用していたそうです。

 

 

続いて第2席の遠藤先生は、当時の1日の流れに沿ってお話くださいました。

 

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遠藤先生は、暗記科目に関しては、寝る前に行って記憶が固定化するよう努めていたそうです。

また、モチベーションが下がった時の対処法として、

好きな科目の復習を行う、まずは10分できたら自分を褒める、など

具体的な方法を、ユーモアを交えてお話くださいました。

 

第3席の小松先生は、専門科目や出題数の多い問題から取り組むと、

点数が上がりやすいことを教えていただきました。

小松先生も暗記科目は、就寝前に暗唱して覚えていたそうです。

 

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休憩時間には、先生に個別に相談に行く学生もみられました。

 

先生方は当時使われていた勉強資料を持参してくださいました。

びっしりと書き込まれた参考書やノートを、学生達は興味深く拝見していました。

学生によっては一部コピーしたりしていたようです。

 

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3人の先生方の勉強方法も進捗状況も、実に三者三様でした。

その分学生たちにとっては、自分に一番近いモデルを3人の先生から見つけて、

今後の勉強方法の参考にできたのではないかと思います。

 

モチベーションを上げて、全員合格を目指しましょう!!

国試まであと93

 

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2019年10月23日 (水)

願書記入説明会2019

こんにちは。

STkouhouです。

 

2月にある言語聴覚士国家試験がどんどん近づいてきています。

国家試験も大学入試と同じように、願書、つまり試験を受けるための届け出をしなくてはいけません。

願書には受験者の住所氏名を記載し、顔写真も送るのはもちろんですが、

細かいところもよく確認することが求められます。

その一つが、氏名の漢字表記の違いです。

 

わたなべさん、という名字は、日本ではよくある名字ですが、

漢字の表記は、渡辺、渡部、渡邊、渡邉、と、何十種類もあります。

戸籍に記載されている表記が、その人にとって正しい表記方法となります。

そして願書の氏名も、戸籍通りに記載しないといけないのです。

中には願書記入にあたり戸籍を確認して初めて、今まで戸籍通りではない漢字で名前を書いていたことに気がつく人もいます。

 

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戸籍上の漢字表記と異なるなど、書類に何か不備があった場合、

願書を再提出することとなりますし、最悪の場合は受験できない可能性もあります。

そのため願書の記入には神経を使います。

 

本学科では毎年この時期に学生に向け、願書の記入上の注意を行う説明会を開催しています。

 

願書の記入作業では、学生にはいきなり本番の願書用紙には記入させず、

まずは下書き用の紙に書いたものを提出してもらいます。

独自のチェックリストも作成してますので、提出の際に学生各自で記載漏れや誤りがないか、確認をします。

 

願書と下書き書類一式

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さらに複数の教員が全員分の下書きを確認します。

教員の許可を得て初めて学生は本番の願書用紙に記入します。

さらに教員による最終チェックを行って、

学校から一斉に願書を提出する運びとなります。

 

せっかく試験勉強を頑張っても、

書類で不備があって受験できないとなったら、泣くに泣けません。

本学科では教員一丸となって、願書提出の作業をバックアップしています。

全員合格を目指します!!  

 

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2019年10月17日 (木)

10月から国家試験の模試を毎月実施します!

こんにちは。

STkouhouです。

 

これは何の写真でしょう?

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これは本学科で実施している国家試験の模擬問題を、学生人数分印刷したものです。

 

国家試験では午前2時間で100問、午後2時間で100問の問題を、
マークシート記入形式で解答します。

試験は例年2月の1回しか実施されず、後日受験はできません。

1回こっきりの勝負です。

そのため勉強を重ねることはもちろんですが、

大一番の勝負時に本領発揮できるよう、できるだけ本番に近い条件で模擬試験を受け、

試験形式に慣れておく必要があります。

 

本学で使用している解答用のマークシート

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本学科では国家試験全員合格を目指して、3年生のうちから模試を実施しています。

そして受験勉強が本格化する4年生の10月から本番直前まで、毎月模試を実施します。

 

もちろん試験形式に慣れるだけでなく、

毎回の模試で正解できなかったところを中心に復習し、

苦手分野を潰していくことも目的としています。

 

大学受験の際は、予備校や教育事業を行う会社が模擬試験を作成する場合がありますが、

言語聴覚士の国家試験ではそのような方法は一般的ではありません。

本学では独自に過去問題などを分析した結果から、

教員が模試問題を作成しています。

内容的に古くなった問題があれば、

時代に合わせて問題内容の修正も行っています。

 

模試の実施をはじめとする本学の国家試験対策は、

全国的にも高水準の合格率の維持として表れています。

本学科の言語聴覚士国家試験合格率はこちら

 

模試問題を毎月用意することは結構大変ですが、

とにかく学生全員合格してほしい、という気持ちで頑張っていますrock

 

きめ細かい国家試験対策も、本学科の魅力の一つです。

ぜひ本学科への進学をご検討ください!

 

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2019年9月19日 (木)

2019臨床実習Ⅰ

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学言語聴覚学科では、2年生の夏休み期間に、

約1週間の臨床実習(臨床実習Ⅰ)があります。

実習先は、学内の言語発達支援センターの他、

学外の病院、施設が対象です。

 

2年生は7人程度ずつの班にふり分けられ、

成人・小児それぞれ1か所の施設に班ごとで訪問し、

臨床場面を見学します。

 

見学施設の一つ、新潟リハビリテーション病院です。

本学の関連病院の一つです。

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本学の関連施設・病院について

 

見学実習とはいっても、遠巻きに見ているだけでなく、

実際に患者さんと関わる体験も含まれています。

はじめて患者さんと会うこと、

はじめて臨床場面に参加すること、

はじめて学校の外の施設に入ること、

はじめて臨床場面の記録をつけること、

はじめて尽くしで学生たちの緊張は高まります。

 

見学施設前に集合した学生達です。

臨床実習Ⅰでは白衣に着替える場所も時間もないため、

写真のような白シャツに黒いスラックスを各自揃えて、

自宅から着ていきます。

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すべての見学が終わった後、

事後セミナーが開催されました。このセミナーでは教員・学生みなで実習をふりかえります。

各班を引率した教員が一人一人、今年度の印象について話をしました。

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その後は各班で話し合い、見学で気づいた点や感想などを発表しあいました。

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見学した内容は、班ごとだけでなく学生ごとでも実習日誌にまとめて提出します。

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2年生になると、授業数も多くなり、

必修科目も増えてきますので、なかなか緊張の高い日々が続きます。

時に目標を見失いそうな日もあったかもしれません。

そんな中で行われる臨床実習は、「言語聴覚士になる」という決意を

新たにする良い機会になったことでしょう。

 

ぜひこの気持ちを維持して2年生を乗り越え、

3年生時の実習Ⅱに漕ぎつけてください!!

 

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2019年9月17日 (火)

連携総合ゼミ2019

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学では4年生時の選択科目に、連携総合ゼミという科目があります。

この科目では、保険・医療・福祉・スポーツの各分野の連携について、

実践的に学習することを目的とします。

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多職種間の連携は、医療の現場ではチーム医療とも言いますが、

医療や福祉に関わる職を目指す者にとって欠かせないものです。

言語聴覚士も就職すると、病院や施設で、

医師・看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士などど連携して、

一人の患者さん・利用者さんの治療や在宅復帰への指導に取り組みます。 

このゼミでは、複数の学科の学生の参加を通して、他職種間連携を疑似体験するのです。

 

さらにこのゼミでは、県内の他大学の学生や、

本学と提携している海外の大学生も参加するという特色があります。

今年度は新潟薬科大、日本歯科大、日本歯科大新潟短大、新潟リハビリテーション大、

そしてフィリピンと台湾からそれぞれ2つの大学が参加しました!

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最終的には総計125名の学生たちが参加し、18のゼミに分かれました。

本学科からも、5名の学生と4名の教員(富澤先生、渡辺先生、桒原先生、伊藤先生)が参加しました。

富澤先生の紹介はこちら

渡辺先生の紹介はこちら

桒原先生の紹介はこちら

伊藤先生の紹介はこちら

 

各ゼミでは、架空・実在の症例に基づく情報をもとに、

各職種が行うべきこと、多職種間で連携して行うべきことを議論し、

パワーポイントで7分程度の発表にまとめます。

 

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ゼミ活動は4日間、朝から晩まで続きました。

5日目の発表に向けて、最終日はかなり遅くまで残って作業したゼミもあったようです。

 

いよいよ発表当日です!

発表では海外学生のために、各ゼミは発表スライドを、

日本語と英語の2バージョンで用意しました。

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言語聴覚学科の学生が参加したテーマは下記の通りです。

『重度四肢まひ者の家庭復帰計画』

『高齢者の骨折予防・治療と生活支援』

『聴覚障害のある幼児を持つフィリピン人の母親への支援(海外大学参加予定事例)』

『災害時における避難所生活支援~私たちができること~』

『視覚・聴覚に障害をもつCHARGE症候群の子どもの発達・学習支援』 

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皆それぞれの職種に関わる情報をまとめ、

連携を重視した関わり方を提案することができていました。

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最後は学生全員に修了証が授与されました!

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参加した学生からは、実際に他職種と関わることで、

机上で習って抱いていた他職種へのイメージを修正できた、

との感想が聞かれました。

 

連携総合ゼミに参加した海外の学生の中に、

言語聴覚障害学を専攻する学生が含まれていた縁で、

ゼミ終了後に本学科学生有志との交流会が開催されました。

 

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皆で新潟の和菓子を食べながら、

言葉を介さないちょっとしたゲームを楽しみました。

学生達は慣れない英語での会話に緊張した様子でしたが、

良い経験になったようですhappy01

 

連携教育を通してチーム医療を疑似体験できるのは、

13学科も擁する本学ならではです。

ぜひ本学言語聴覚学科への進学をご検討ください!

 

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2019年8月23日 (金)

実習前教育2019

こんにちは。

STkouhouです。

 

本学科では3年生の秋に、3週間の学外実習を行います。

本学科の学外実習の詳細はこちら

 

先日、実習施設の配属先が発表されました!

そして今週は毎日、各教員による実習前の事前教育講義が開講されました。

講義の内容は、専門科目の復習や、感染などのリスク管理、症例報告書の書き方など様々ですが、どれも実習で即役に立つ内容ばかりです。

 

最終日の本日は、トランスファーの実技講習がありました。

トランスファーとは、患者さんがベッドから車いす、あるいは車いすからベッドへ乗り移る際の介助のことを指します。

 

以前は看護師さんや看護助手さんがトランスファーを行ったり、

リハビリ室までの送迎を行ったりすることが多かったのですが、

最近は理学療法士、作業療法士だけでなく、

言語聴覚士もトランスファーを実施します!

 

本日の講師は、大学の系列施設である新潟リハビリテーション病院の

理学療法士、髙野義隆先生です。

 

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最初は簡単なエクササイズで体をほぐします。 

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次に、人間が寝た状態からどのように起き上がっているのか、

そしてどのように立ち上がるのか、

同級生の体を通して観察しました。

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学生の皆さんのように若ければ真っすぐ起きられますが、

実習で出会う高齢者の方や麻痺のある方は、そうはいきません。

先生は適切な介助のコツについて、

科学的な根拠を交えて説明してくださいました。

 

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先生のお手本を見た後、いよいよ実技練習開始です!

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セラピストと患者さんとの間に体格差があると、

トランスファーはちょっと大変です。

先生からは、患者さんの力を活用することがポイントとの指導を受けました。

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うまくできたかな?

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今日の講義でトランスファーを完全にマスターするのは難しいですが、

移乗の際に患者さんの体がどのように動くのかは、

少しつかめたようです。介助の基本ですね!

 

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トランスファーをすると、

その分リハビリ室での訓練時間が短くなりますが、

一方で、病室とリハビリ室の往復の間や病室での観察から、

リハビリ室では気が付かなかった症状に気づかされることがあったり、

他の医療スタッフとの関わりから、

患者さんのコミュニケーション能力がどの程度回復してきたかをみることもできる、

メリットがあります。

 

これから始まる臨床では安全第一に、

少しずつトランスファーの技術を磨いていってください!

 

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2019年8月20日 (火)

過去問題集2019完成!!

こんにちは。

STkouhouです。

 

言語聴覚士の国家試験は4年生の最後に受験しますが、

本学科では3年生の内から国家試験の勉強を意識した取り組みを行っています。

 

その一環として、3年生の夏から、国家試験の形式にのっとった模試を実施しています。

また、直近5年間の国家試験の問題をまとめた問題集を毎年作成し、学生に廉価で販売しております。

 

歴代の過去問題集です。

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先日、今年度の過去問題集が完成しました!!

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今までは科目ごとに古い順から問題を並べて製本していましたが、

今年度は新たな編集方法を採用しました。

科目ごとに問題を並べるだけでなく、本学科学生の結果を基に、

学生の正答率が高い順から低い順に問題を並べかえて製本しました。

この並べ方ですと簡単な問題から勉強を開始でき、段々と歯ごたえのある問題へ進めていけるつくりになっています。

 

あまり早くから国家試験にばかり注力してしまうと、

国家試験のために勉強する姿勢になるおそれがあります。

しかし時期が押し迫ってから国家試験の勉強を始めたのでは、

全員合格の目標達成が難しくなります。

この匙加減が難しいところですね! 

  

きめ細かい対策によって、

全国平均を大きく上回る、高い国家試験合格率を維持する本学科への入学を、

ぜひご検討ください!

 

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