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2011年9月 2日 (金)

基礎ゼミ施設訪問 その2(松浜病院②)

 皆さん、こんにちはsign01 再び健康栄養学科1年のTですwink

 先回に続き、松浜病院を訪問した際のお話です。

 管理栄養士の石澤先生から、患者さんによりおいしい食事を食べていただくための工夫についてお話しいただきましたが、そのお話しを聞いているうちに、わたしも食べてみたくなりました。

すると、なんと病院食の試食を用意していただいていたのですsign03 お待ちかね(sign02)

downwardrightこれはツナと豆腐のハンバーグです。左からトロミ食、軟菜食です。
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downwardrightこちらは山菜煮で、左から常食、軟菜食、トロミ食です。
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 軟菜食とトロミ食は、咀嚼や嚥下困難の患者さんに提供するために、常食と同じ素材を使ってやわらかく煮たりトロミをつけたりした料理です。

私の母が作ってくれる手料理並みにおいしかったですsign01 そして初めてトロミ食をいただきました。

トロミのある液体のような食事であるのにもかかわらず、しっかり食材の味が出ていることに驚きsign01 個人的な意見ですが、やはり自分でよく噛んで食べる方がおいしいと感じられる気がして、今こうしてしっかり噛んで食事ができることに感謝しなきゃいけないと思いました。

 また、なんと松浜病院には「おやつ」の時間があるそうですsign03 わたしたちはビックリsign01 しっかりと栄養管理されている病院でおやつの時間があるなんて、驚きです。石澤先生も初めて来たときは驚いたそうです。

おやつは患者さん自身が個々に食べるものを決めているそうです。そのおかげで患者さんもカロリーなどを気にするようになり、栄養状態の改善に繋がったそうです。「おやつ」って大事なんだな~、わたしもおやつ大好きsign01(笑)

 石澤先生にとってのやりがいは、患者さんが元気になっていく姿を見ることだそうです。松浜病院は長期入院の患者さんが多いため、患者さんの栄養状態の改善の成果を、より実感することができるそうです。成果を実感できるお仕事…素敵だな~shine
 そして、わたしたちがとてもお聞きしたかった、「病院で働く管理栄養士になるために、今から身につけておくべきことは何か」を尋ねました。

お答えは「きちんとした会話、敬語、場の対応ができるようにしておく」、「本を読むなどして『話す』『書く』の力を身につけておく」、「責任を持ち、知識を得る」ということでした。石澤先生の熱いお話しに感激しつつ、11名、しっかりメモをとりましたsign01

 最後に松浜病院の栄養科の事務室と調理室を少し見学させていただきました。一人ひとりの患者さんを管理している資料の多さにびっくりsign01 調理室はわたしが見たことのある小学校の調理室と違い、中が広々としている印象でした。

 貴重なお話しが聞けたこと、貴重な体験ができたこと、とても心に残りました。そして、管理栄養士として様々な人と関わりたいという思いが、より強くなりましたup

松浜病院の石澤先生、栄養科の皆様、ありがとうございました。健康栄養学科1年、これから4年間しっかり勉強し、日々精進していきますsign01

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