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2012年11月

2012年11月30日 (金)

給食経営管理実習(その4)

 皆さんこんにちは。もうすっかり寒いのに夏の話題をお送りしている健康栄養学科教員の川上ですcoldsweats01

 今回は「給食経営管理実習」の最終回です。

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栄養指導の様子。栄養士班の面々は皆おそろいの学科オリジナルTシャツを着ています。
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この日はオクラについての説明でした。

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だいぶ長くお送りしてしまいましたが、いかがでしたか?
今年もとても美味しかったですsign01 来年が待ち遠しい・・・。
今回はこれにて。ごきげんようhappy01

2012年11月23日 (金)

給食経営管理実習(その3)

 皆さんこんにちは。再び健康栄養学科教員の川上ですcatface

 先回までは6月分でしたが、今回は7月実施の給食経営管理実習の様子です。
ちょうど七夕間近だったので、その雰囲気が出されていましたよ。こう寒くなると、夏の暑さsunが懐かしい・・・
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ササまで飾るとはsign01 本格的ですな。
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ちなみに、この日の料理はこちらeye
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暑い夏こそ辛い麻婆豆腐sign01 夏が旬のオクラsign01(もうすぐ冬だけどsign01

 私はちょうどこの時期夏風邪despairを引いてバテていたので、この献立はちょうど良かったですね。意外とボリュームもあって大満足delicious
 また食べたい・・・と思いつつ次回へ続く。

2012年11月16日 (金)

給食経営管理実習(その2)

 皆さんこんにちは。再び健康栄養学科教員の川上ですdelicious
 今日も先回の続き。早速写真です

 ここから栄養指導です。
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食べるのはしばし休み。2年生が神妙に話を聞いています。
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この日はカルシウムの吸収や、吸収を助けるビタミンDについての話でした。
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2年生は来年給食を作る立場ですな。
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前回も書きましたが、私も喫食して、とても美味しかったです。特に下の写真の、
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中央上のグリーンポタージュには、私の天敵グリーンピースbearingが入っていたのですが・・・おいしくいただけましたdelicious なかなかやるな。

 今回は短いですがこれにて。次回は7月の喫食風景ですsign01

2012年11月 9日 (金)

給食経営管理実習(その1)

 皆さんこんにちは。健康栄養学科教員の川上ですhappy01
 めっきり寒くなってきましたね。暑い夏が懐かしいあなたに贈る今日の記事は、6月と7月にお邪魔した「給食経営管理実習」の話です。要するにブログに載せるタイミングを逸してしまっただけですが・・・。
と、細かいことは気にしないで写真ですsign01 まずは6月の時のもの。

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 毎年の恒例で、昨年も説明したかもしれませんが、この授業は学生(3年生)たちが献立を作成し、およそ100食分(sign01)の大量調理を行います。

また、学生は栄養士班と調理師班に分かれて作業を分担し、栄養士班は献立作成以外にも、食材の発注、衛生管理、および調理師班の作業分担の考案などなど、実際に管理栄養士が行う業務を体験します。

そして、出来上がった料理は、2年生や教員が実際に食べて、味や彩り、食べる環境の雰囲気などを評価します。これを喫食と呼んでいます。

さらに、喫食しに来てくれた2年生には、献立にちなんだ栄養教育を行います。

 時間内に100食分、段取りを組んで調理し、料理はもちろん美味しく仕上げなくてはならないので、この実習はなかなか奥が深いのです。

これが私が喫食しに行った時のものですeye
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フォークやスプーンがとっ散らかっていてごめんなさい。でもおいしそうでしょう? 実際喫食してみて、とても美味しかったsign01

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アンケートだって回収します。ただ食べに行っているわけではありませんっ。

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 この日はトラブルもなく、無事に終わったようです。ご馳走様でしたhappy02sign01
次回に続くsign01

2012年11月 2日 (金)

米ふれあいスクールに参加して

 こんにちは。健康栄養学科教員です。

 先日、新潟県米消費拡大推進協議会主催(JA新潟中央会)の「米ふれあいスクール」に、健康栄養学科学生17名と一緒に参加してきました。

 目指すは、巻にある新潟農業大学校です。大学からJAさんのチャーターしてくださったバスに乗り、豊栄駅、新潟駅を経由していきました。

 この研修では、まず、午前中に講義を受けました。新潟県の農業の概要、稲作の基礎知識、それから、R10プロジェクト、さらに「めざましごはん」のキャンペーンや、TPPが農業に与える影響まで、幅広くお話を聞きました。みんな一生懸命聞いていますear
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 その中で、R10プロジェクトについて少し紹介しましょう。

皆さんご存じのとおり、新潟県は米の大産地です。しかしながら、小麦粉を原料としたパンや麺などにおされて、米の消費量が年々減少してきています。そのため、米の消費拡大を目的に、新潟県ではR10プロジェクトを数年前から立ち上げています。

これは、現在消費されている小麦粉の10%以上を米粉に置き換えるというプロジェクトです。

これまでの米粉は団子やおせんべいの原料として使われてはいたのですが、パンや麺など、小麦粉を原料とする食品には向いていませんでした。

それは、粉の粒度が大きく、形がいびつであったためで、米粉の製法に改良を加えることにより、より小麦粉の特性に近いものを作ることができるようになったそうです。

また、米特有のもちもち感やしっとり感が加わり、これまでにない食感のパンや麺が作れるようになったそうです。さらに、吸油率が小麦粉より低いため、揚げ物にしても、ヘルシーです。

現在、パン、パスタ、ケーキ、天ぷら粉など、米粉が使われた様々な食品ができています。

 さて、午後のはじめは、米粉を使った加工品作りです。今回私たちは、餡パンを作らせていただきました。
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4つの班に分かれ、手分けして材料を量り、さあ、捏ねる… と、そこで大きな機械の登場です。食品工場で使うような捏ね機で、一気にパン生地が出来上がりました。

これを、細分し、予め丸めておいた餡を包みます。

教えてくださっている吉水先生が、遊んでもいいとおっしゃったことから、みんな大はしゃぎhappy01で、餡パンに、アンパンマンや猫、ハートなどを形作っていました。

その後、卵液を表面に塗り、大きなオーブンに入れ、焼きあがりました。
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これはなかなかの傑作ですねsign01 出来立ての熱々の餡パンの味は格別でしたdelicious

米粉が入っているだけにもちもち感もあり、香りもよく、ほんとおいしかったです。残ったものはお土産にいただきました。そういえば、帰りのバスの中で我慢できずに食べている人もいましたっけ。

 このあとは、圃場やライスセンターを見学させていただきました。

米は田んぼから直接籾だけを収穫し、残った稲わらのほとんどは裁断して田んぼにすきこんでしまうそうです。籾は脱穀して、玄米の状態で保存します。

圃場では様々な品種の稲を見学させていただきました。

ちょうど実りの時期で、有名なコシヒカリ、コシイブキのほか、いろいろな品種があり、また、モチ米系統の品種もいくつかありました。

印象に残っているのは、新潟次郎という品種です。

これは、新潟県の昔の改良品種で、名前がなく、単に26号という番号だけがついていたのですが、最近になり、リバイバルしてきたもので、26… ジロ… 次郎と名付けられたそうです。そのうち食卓にあがるかもしれませんね。
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とても楽しくて、充実した1日でした。米消費拡大推進協議会の皆様、講師の皆様、また、新潟県農業大学校の皆様、本当にありがとうございました。

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