大学生活は(本当は)楽しい!
健康栄養学科の澁谷です
僕が大学生の頃の大学は牧歌的な雰囲気が漂う不思議な場所でした。
僕がいた研究棟の一つとなりの研究棟には顕微授精という技術を使い、マンモスを再生させるというプロジェクトが行われていました。イギリスのBBCが長期間に渡り取材をしていました。
ちょうどジェラシック・パークという映画が公開された時期です。僕は本物のジャラシック・パークを見ようと、覗きに行っては追い返されていました。
僕の知人が所属する研究室の先生は屋久島の猿を追いかけていました。
僕の所属していた研究室の先生の友人の先生は山で蝶を追いかけていました。蝶の性フェロモンに寄主植物の中にある化学物質があることを突き止めることを楽しんでいました。
僕が受けた授業のある先生は講義に1秒でも遅刻をすると入室させてくれませんでした。それらが良いか悪いかは別として自由でした。
そんな中でも学生は、何故か急いでいて、なにか特別な経験をしてやろうと、部活動で日本一になることを本気で追い求めたり(実際に日本一になった人もいました)、よくわからないサークルに入会したり、勉強したりとそれぞれの価値観で大学生活を楽しんでいました。
僕にとって、大学生活が人生の中で最も楽しい時間だったので、新潟医療福祉大学という大学においても、学生さんに何か特別な経験をしてもらいたいと思っています。
学生は様々な活動をしていますが、その中でも、最もホットなものは栄養サポート部とクロスハーバー(https://cross-harbor.com)が運営する"子ども食堂”です。
子ども食堂は、地域の子どもたちの居場所をつくり、子どもたちのご飯を食べる場所を作るだけでなく、地域の様々な世代間の交流の場となっています。
新潟市北区松浜の方々からお声がけをいただき、クロスハーバーという美しい施設(URL及び写真を参照ください)をお借りして2019年の8月から試験運用をし、2019年の11月から本格運用をはじめました。
非常に楽しい活動です。言葉を並べるよりも写真をみていただければ十分に伝わると思います
現在は新型コロナウイルス感染症の影響で2020年3月以降活動ができていませんが、この新型コロナウイルス感染症が落ち着いたら、活動を再開できればと考えています。
興味を持った高校生がいらっしゃいましたら、是非、ご協力ください。飛び入りで構いません。"子ども食堂"という空間に参加してみてください