卒業生の活躍紹介 ~第1回 病院で活躍する管理栄養士~
現在のお仕事について教えてください
入院患者様及び外来通院中の患者様に向けて、
また、
栄養状態改善に向けて、医師や看護師と連携し、
病院食は「美味しくない」というイメージを持つ方が多いです
ご自身のお仕事への思いについて教えてください
病院には、食欲がない方、食事制限がある方、
様々な悩みを持った方
患者様一人一人、
現在のお仕事について教えてください
入院患者様及び外来通院中の患者様に向けて、
また、
栄養状態改善に向けて、医師や看護師と連携し、
病院食は「美味しくない」というイメージを持つ方が多いです
ご自身のお仕事への思いについて教えてください
病院には、食欲がない方、食事制限がある方、
様々な悩みを持った方
患者様一人一人、
こんにちは HN1年 鈴木百合恵です。
11月21日(土)に新潟医療福祉大学内で、レクア.コム部が「一休さん」という小学生に向けての活動を行いました。この活動内で、オープンキャンパスの際にも実施している手洗いの実験を行いました。手洗いをしっかりすることは、食中毒を予防するのに大切で、特に、これから冬に向かって風邪やノロウイルス感染から身を守るのにとても有効です。
手洗いの実験は、ブラックライトで光る特殊な薬の入ったジェルを手に塗ったあと、手を洗い、その後、ブラックライトにかざす、というものです。きれいに洗えていないと、洗い残したところが白く光るので、手がきちんと洗えているかを確認することができます。
この写真は子どもたちが手を洗っている様子です。
いつも通りのやり方で手を洗ったあと、ブラックライトに手をかざしてもらいました。
子どもたちは自分の手の白くなっている部分に興味を示していました! 全体的にみんな手首や爪先が上手に洗うことができていませんでした。
そこで、私たちが、正しい手の洗い方を伝えました。
子どもたちがどのくらい洗い残している部分があるのかを知ってくれたので、今回の体験を機に、これからしっかり手洗いをしてくれるようになったらいいなと思いました。
こんにちは
1期生の吉川と7期生の齋藤、山岸です
私たちは同じ新潟市内の病院の管理栄養士として働いています。
厳密にいうと・・・吉川、山岸は病院側の管理栄養士として、
齋藤は委託側の管理栄養士として日々頑張っています
病院側の業務内容は、患者様の食事変更への対応、献立作成、栄養指導などです。
委託側の業務内容は、まだ1年目というのもあり、今は主に調理を行っています。常食以外のキザミ、ミキサー、特別食(高血圧食、腎不全食、糖尿病食など)を担当しています。
様々な食形態を展開することで患者様の病態に合った食事を提供しています。
また、今年度の事業計画のひとつとして、
イベント食・行事食・ごちそう日を月に2回以上設け、
患者さまに食べることの喜びを味わってもらうことを目標にしています。
ここで、こどもの日のイベント食として5月6日に提供したメニューを紹介します。
給食の写真:(以下同じメニューの)常食
刻み食
ムース食
ミキサー食
メニューは
・オムライス
・生野菜サラダ
・ソーセージと大豆のスープ
・いちごゼリー
・牛乳
オムライスは患者様に大好評でした
「美味しかったよ」の一言に、喜びとやりがいを感じ、頑張る意欲がでてきます
現場で働く楽しさについての近況報告でした・・・。
こんにちは 2期生の藤井 彩です
昨年7月に、勤めていた東京の病院から新潟へ戻り・・・
結婚して、曽我 彩になりました
現在は、新潟の病院で働いていますが、今回は以前勤めていた東京の病院のことを少し報告します
以前勤務していた病院は、がん患者さんの多い病院だったため、化学療法で食欲不振になった患者さんへの『化学療法食』の提供に関わらせていただきました。
患者さんの意向をアンケートで調査し、献立を作成するという一連の業務を行うのは初めてでしたが、先輩栄養士、調理師の方々の協力を得て無事開始することができました。
食欲不振で全く食べることができなかった患者さんから、
『食べられるようになった。ありがとう。』
という言葉をいただいたときはとてもうれしく、管理栄養士としてのやりがいを感じました
一方、現在勤務している病院での業務は、献立作成や栄養指導などが中心です
栄養指導では、患者さん一人一人に合った指導をすることはとても難しく、先輩方にアドバイスをいただきながら頑張っています。初めの頃は、不安でいっぱいでしたが、最近は楽しみながら指導に取り組めるようになりました
卒業してもうすぐ4年になりますが、まだまだ分からない事だらけで、日々勉強の大切さを痛感しています
未熟ながら、新しいことに積極的にチャレンジし、栄養士として成長できるよう努力していきたいです
管理栄養士を目指して頑張っているみなさん。夢に向かって頑張って下さいね
それから、2期生のみんな。
またみんなで会いたいな 集まる際は、声かけてね
2期生のシラクラですっ
今月の初めに久々に大学に顔を出したところ、斉藤先生からブログの原稿依頼を頂きました
ということで・・・早速ですが近況報告を
私は今、新潟県内にある介護老人保健施設で管理栄養士として働いています。
厨房は委託業者が入っているため、施設側の栄養士は、職員約70名の中で自分ひとり・・・ う~ん・・・なんとも珍人種です(笑)
ひとりなので自分の思ったように仕事を進められるというメリットもありますが、反面、「ここはどうしよう・・・」と思った時に同じ目線で相談したり、時にはグチを言ったり・・・、そういうことが出来ないのは、やはり大変なところです
そんな中、頼りになるのは、
なんといっても学生時代の友達やお世話になった先生方
・・・ということで、2期生の卒論ゼミⅡの調理・実験メンバーは、卒業してからも定期的に大学に集まってみんなで持ち寄った食材で調理をしたり、それを食べながらわいわいと話をしたりとしています(・∀・)v
毎回、伊藤先生や岩森先生、山崎先生も参加して下さっていて、その時間だけは学生に戻ったような懐かしいひとときを味わえます
思い返せば学生時代も卒論の調理や実験に使った食材の残りが勿体なくて、その他みんなで材料を持ち寄ってお昼を作って食べていたものです(笑)
しかも、卒論提出日に「お疲れさま会」と称し、ゼミを担当してくださった先生方も呼びお好み焼きパーティーを開催したりもしてました サイドメニューに作った“あまり野菜の豚汁”を、篤子先生がとっても褒めて下さったのがすごく印象に残っています
ちなみに、写真は一昨年の春にみんなで集まった時に調理した料理の数々です
卒業してもう今年で4年経つというのに、やっていることはあんまり変わりませんねぇ~(´∀`*) でも、こうやって今でも集まって騒げる友達がいるということは幸せなことだと思っています
集まるメンバーの中には、同じような福祉系の栄養士や企業で働いている子、病院にいる子など職場も様々です。
仕事の相談やグチ。今の自分のこと。もちろん思い出話などなど・・・色んな話が出来る友達です。だから、次の日からまた頑張れるそう思います
まだ日にちの調整中ですが、3月位にまたゼミⅡ集合を予定しています
久々にみんなに会えることが今から楽しみですもし、久々にみんなに会いたいっていう2期生がいたら連絡くださいね ゼミⅡじゃなくても大歓迎でーす
こんにちは トヨタ生活協同組合の渡邉真吾です
健康栄養学科のブログに参加して、就職活動や職場での業務などいろいろと報告させていただきましたが、今回の記事で最後となります
ということで、今回は少し仕事から離れて、休日のこと、寮生活のことについて、簡単に書いてみたいと思います
トヨタ生活協同組合では、働くために九州をはじめ県外から来る人が多いため、県外出身の方は寮で生活をしています。ちなみに・・・金額はいえませんがとにかく安いです
普段は自炊をしていますが、調理職と栄養士職で働いている同期たちと本格的な料理をして毎日楽しんでいます
この写真は、4時間カレーを調理して本格的なカレーが出来上がったところです
(米にターメリックを入れて炊きました)。
次の写真は、とりあえず作ったケーキです
(すべて手作りです)
ちなみに、調理職で働いている方のほとんどが、九州地方から来た高校を卒業したばかりの同期達です。
仕事がつらいとき、自分よりも年下の同期が職場でがんばっている姿を見るとやる気が出て刺激になります
この他にも、管理栄養士の同期とカラオケ行ったり動物園行ったりと、休日も満喫しています。
「周りの人達に支えられ、毎日が楽しく過ごせているんだなぁ」
と日々感じています。
以上で、トヨタで働く管理栄養士のブログを終わります
何回かに分けて長々とブログを書かせていただきましたが、皆さんに役立つような内容でしたでしょうか?
このブログを見て、今後の皆さんの大学生活に少しでも良い影響を与えられたのならば幸いです。また、これから管理栄養士を目指す高校生のみなさんが、管理栄養士の仕事のやりがいや楽しさなどを感じてもらえたら幸いです
忙しい毎日だと思いますが、これからのご発展をお祈りします。
では、さようなら(^o^)/☆
こんにちは
トヨタ生活協同組合の管理栄養士、渡邉真吾です
さて、前回のブログでもお伝えしたとおり、今回は職場でどのような業務内容を行っているかについて説明したいと思います
トヨタの管理栄養士は、最初の1年目は各食堂に配属され、 「現場を知る」 ことから始まります。 現在トヨタでは計131箇所の食堂が運営され、種類は工場・事務・技術・寮・病院など様々です。
これらのどこかに配属されますが、その配属先によって1日の食数は異なり、それぞれで臨機応変な対応が求められます。
(大まかに、200~3000食くらいの差があります)
こうした現場経験を積んだのち、2年目からは栄養士業務を中心に
献立作成
メニュー開発
顧客満足度調査
現場指導 など
1年目の経験がないとできない仕事が中心となります。
下の写真は、 「皿うどんセット」 です。
長崎県の名物である皿うどんとカステラを添えて期間限定で販売しました。
そして、3年目以降は特定健診の保健指導や新食堂のレイアウト作成、さらには海外支援の仕事などが主な業務内容となってきます。
ここで 「海外支援」 について少し説明します。
親会社であるトヨタ自動車が海外で事業をする際、海外での長期滞在が余儀なくされます。
そのため、車の売買のために海外に拠点を置くためには、普段の食事をサポートするために管理栄養士の同行が必要となってきます。
現在は・・・
チェコ、ポーランド、中国、アメリカ、カナダ・・・・・
と、支援実施国と支援計画中の国を合わせて9カ国で活動中です。
海外では日本の法律ではなく、その国の法律に従事するため、健康増進法で定められている管理栄養士の必置義務とは異なりますが、国家資格を持つ管理栄養士でないと現場の人達の指導に説得力がありません。(「世界のトヨタ」である以上、海外で食堂を立ち上げるなら管理栄養士がいなければ日本のレベルも問われますしね)
管理栄養士は患者のQOLを向上させることはもちろん、海外支援をすることによってトヨタ車の売り上げに大きく関わり、さらにはGDP(国内総生産)までも動かすことになります!
トヨタで海外支援することはここまでの影響があるのです。
みなさん、これはすごいことではありませんか?
管理栄養士の可能性は本当に大きいです
是非、みなさんも管理栄養士として社会で活躍してほしいです。
さて、次回は
休日や寮での生活について書きますので、また楽しみにしていてくださいね
こんにちは
トヨタ生活協同組合の渡邉真吾です。
さて今回は、就職活動の具体的対策について書きます
面接対策では、どんな質問・問題でも答えられるように、就職活動の枠にとらわれない本を独自に探して読み、 仕事に対する意識を高く持って 面接に望みました。
写真は当時読んでいた本です。
(これ以外にも就職活動用にエントリーシートの本、面接の本、一般常識の本、SPIの本も熟読しました。)
また、新聞を毎日読んでは気になる記事を スクラップ して集め、社会に対する自分なりの意見を話せるように準備もしました。
例えばこんな感じ。
(中国産冷凍餃子の問題が浮上した時期の記事と、食事バランスガイドの記事の書かれた本です。)
その他にも、志望順位の低い企業を練習の意味も含め受け、面接慣れも行いました。
さらにトヨタでは、管理栄養士の国家試験問題も筆記試験であったため、就職活動と平行して国家試験の勉強も同時にする必要がありました。
(当時は時間がなかったため、過去問3年分をやってわからない箇所をキーワード集で調べることくらいしかできませんでしたが。。。)
これだけの周到な準備をして、トヨタの面接に挑みました。
本番ではやはり緊張したので、すべて思い通りに話せたわけではありません。
ですが、最後は私自身の熱意が伝わったから、あの高い倍率で内定という結果につながったのだと思います。
トヨタから内定をもらったのは5月中旬です。結果として7社受けて3社から内定をいただきました。
約半年間、就職活動に時間を費やしましたが、どの活動も無駄なものはなく、充実した日々だったと改めて感じています
もし就職活動をしていなかったら、本も読まず新聞にも目を通さず、社会に対する意識は低いままだったでしょう。
就職活動は、社会人として自分自身を高める良いチャンスなので、積極的に動いてほしいです
さて、3回にわたって書かせていただいた就職活動についての報告でしたが以上で終わりにさせていただきます。
次回からは、トヨタ生活協同組合で管理栄養士がどのような業務内容を行っているか、トヨタの最先端の仕事をまた書き込もうと思います。
(もっとも、まだ働いて1ヶ月程度なのですべては把握していませんが・・・)
是非楽しみにしてお待ちください
こんにちは
トヨタ生活協同組合の渡邉真吾です。
さて、前回に引き続き今回のブログでは、就職活動で具体的に何をしたかを書いてみたいと思います
大学3年生の12月、就職活動の最初は何もわからなかったので、できるだけ多くの企業説明会に出席しました。県内だけでなく、東京の合同説明会などにも参加すると、規模の大きさ、企業や学生の多さなど、思いがけない出会いもあってかなり刺激になります
こういった刺激は、 「自分で行動」 し、 「自分の目で見て確かめること」 が大事なんだなぁと、就職活動を終えてからも強く感じます。
数ある企業の中でなぜ「トヨタ生活協同組合」を志望したかというと、給与や福利厚生、労働条件や離職率など、自分にとって求める条件があらゆる面で優れていたからです。
これはたくさんの企業を研究していないと判断できないことだと思います。
その条件下で、管理栄養士として最先端の設備で最先端の仕事ができる、というのが一番の魅力でした。(もちろんトヨタもマイナビなどインターネットを通じて知り、実際に足を運んで説明会に出席して情報収集しました。)
実際に4月から勤務してみて、充実した新人教育をはじめ、『TOYOTA』グループという社会的認識度の高さ、さらに12人の管理栄養士の同期がいる環境はとても恵まれていると実感しています。
しかし、内定を取ることは簡単ではありませんでした
新潟医療福祉大学から初めての受験ということでしたので、もちろん知っている先輩はいません
過去にどういう質問をされたのか?
筆記試験ではどういう問題が出されたのか?
そうした情報も全くなく、おそらく他の学生と比べたら圧倒的に不利な状況での試験だったと思います。。。
こうした状況の中、どのような対策をとったのか・・・
続きは次回!お楽しみに。
こんにちは
今年の3月に卒業した第5期生の渡邉真吾です。
私は現在、愛知県豊田市にある 「トヨタ生活協同組合」 というところで、トヨタ自動車の専属の管理栄養士として働いています。
こちらの環境にも少しずつ慣れ、今は日々社員さんのために食事を提供しています。
さて、今回は自身の体験談を交え、就職活動について書きたいと思います。
健康栄養学科の3~4年生の方々、また本学科への入学を希望されているみなさんの数年後をイメージする上で、少しでも参考になれば幸いです。
就職活動は大学3年の12月ごろから、「一つくらい内定があれば後々楽だ。」という軽い気持ちで就職活動を始めました
当時は臨床栄養に強い興味を持っていたので、病院が第一希望でした。なので、企業に対する関心は低かったのが本音です。。。 また、最初はやる気もあまりなかったのですが(笑)、友達と説明会に参加してお互いに情報交換しているうちに、分からないことがわかるようになり、どんどん楽しくなってきたので、長い就職活動も学科の友達と続けることができました
そして・・・気がついたら愛知県まで活動の範囲を広げ、内定を得た、という感じです
就職活動を始めた当初は何もわからず、何をしたら良いかも見当がつかなかったので、いろいろな合同説明会に出席し、また「マイナビ」「リクナビ」などインターネットを用いて自分で情報を収集しました。
そのうち、県内だけでは情報が足りないので、県外にも積極的に足を運び、
「社会はどれくらい管理栄養士を求めているのか」
「そのためには何ができるか」
「何をすべきか」
などを徹底的に調べました。
当時はトヨタに専属の管理栄養士がいるということも知らず、まったくのゼロからのスタートでしたが、半年近く続けた就職活動で内定だけではなく、自己の成長という大きな収穫も得ることができました。
具体的にどのような行動をしたのか、なぜトヨタに決めたのか、内定を得るためにどれくらい学んだかなど、自身の詳細な活動を交えて次回からのブログに書いていこうと思います。