« 2009年6月 | メイン | 2009年8月 »

2009年7月

2009年7月29日 (水)

4年生の近況報告(その1)

こんにちは!健康栄養学科4年の女子学生ですsun

さて、私からは最終学年である4年生の近況を報告をしたいと思います。

最近の生活では・・・

卒業研究、国家試験対策、課題の忙しい毎日ですdowndown

私は卒研ゼミで、 「大学サッカー部に対する栄養サポート」 をテーマに、一緒にやる3人のゼミメンバーとともに協力して頑張ってますsign03

対象者をどうして大学生にしようと思ったかといえば、今回は食事と体力向上を絡めた内容で、大学生の方が食事によるパフォーマンスの影響が出やすいんじゃないかなと思ったからです。

また、本学には強化指定クラブのひとつに「サッカー部」があり、日々、高いレベルで競技力を高めているアスリートが身近にいるため、コミュニケーションが取りやすいところもいい点だと思ったからです。

5月下旬には「中間報告」を行われ、そこで出た様々な意見を取り入れながら、栄養指導の内容やこれからのことについて話しあっています。

最初はなかなか進まなかったけど・・・アドバイスをもらって、やる気向上ですdash


一方・・・国家試験対策では、今は 「人体」 について勉強してますpencil

人体はなかなか理解するのが大変でかなり苦労の連続で・・・。けど、学科では国家試験勉強用の自習室を用意してくれていて、さらに、その自習室には先輩方が残してくれたものがたくさん貼ってあります。

「これを見るだけで勉強がはかどるshine

ってくらい、ためになるものばっかり!

しかもみんなで教えあいながら勉強できるから頭に入る!! 自習室オススメです!!

国試合格目指してがんばりますsign03sign03

2009年7月24日 (金)

第1回オープンキャンパスは大盛況にて無事終了!!

健康栄養学科教員の斎藤です。

あいにくの雨天にもかかわらず、先週の土曜日(7月18日)のオープンキャンパスにおいでくださった高校生の皆様、保護者の皆様、誠にありがとうございました。

今回のオープンキャンパスの学科プログラムは、下記の4つについて、 『目と耳と口と鼻』 で学習していただきましたが、感想はいかがでしたか?

one学科の全体説明(カリキュラムの特徴、学科の特徴、栄養士の活躍状況等)
two体験授業
  ・食事バランスの検討(食事バランスビンゴカードの活用)downwardleft
 5

three実験コーナー
  ・お菓子のエネルギーあてクイズ
  ・味噌汁の塩分量測定
  ・野菜の重量測定downwardleft
 3

four教員と学生による個別相談downwardleft
 1

 2

例年にない?多くの参加者のため、私たちにとりましては嬉しい悲鳴でしたが、実験・実習室が 『鮨詰め状態sweat01 でしたので、参加者の皆様は、さぞ息苦しかったのではないでしょうか??

ただ、いずれのコーナーも、ボランティアの学生(1年生から3年生)が、参加者に「来て良かった!」と感じてほしいという一心で、知恵を絞り工夫しましたので、少しは楽しんでいただけたのではないかと思います。

さて、次回のオープンキャンパスは

8月8日(土)
午前と午後の2部構成にて行います。

末広がりの数字が並んだ日ですので、幸運が広がるかもしれませんよ??!!

参加する教員や学生も異なり、さらに?面白い教員や学生に会えるかもしれませんので、7月に参加された方も、まだオープンキャンパスに参加していない方も、是非足を運んでください。

次回のプログラムは以下のとおりです!!

one学科の全体説明

two体験授業
  【午前の部】
  「SATシステム」による食事のネルギー測定
   →SATとはどんなシステムでしょう? サッとでよいのでご覧ください。
  【午後の部】
  「骨密度測定」 あなたの骨は大丈夫?

three実験コーナー
  ・リン脂質による乳化実験
  ・食中毒菌の観察
  ・手指の手洗い体験

four学生と教員による個別相談

7月とは異なるプログラムをご用意しています!! お楽しみに!!


オープンキャンパスの詳細・申込はこちらから

2009年7月22日 (水)

トヨタで働く管理栄養士(その5)

こんにちはrock トヨタ生活協同組合の渡邉真吾ですnotes

健康栄養学科のブログに参加して、就職活動や職場での業務などいろいろと報告させていただきましたが、今回の記事で最後となりますsweat02

ということで、
今回は少し仕事から離れて、休日のこと、寮生活のことについて、簡単に書いてみたいと思いますscissors

トヨタ生活協同組合では、働くために九州をはじめ県外から来る人が多いため、県外出身の方は寮で生活をしています。ちなみに・・・金額はいえませんがとにかく安いですscissors

普段は自炊をしていますが、調理職と栄養士職で働いている同期たちと本格的な料理をして毎日楽しんでいますsign03

この写真は、4時間カレーを調理して本格的なカレーが出来上がったところですup

Photo_3

(米にターメリックを入れて炊きました)。

次の写真は、とりあえず作ったケーキですcake

Photo_4

(すべて手作りですscissors

ちなみに、調理職で働いている方のほとんどが、九州地方から来た高校を卒業したばかりの同期達です。

仕事がつらいとき、自分よりも年下の同期が職場でがんばっている姿を見るとやる気が出て刺激になりますdash

この他にも、管理栄養士の同期とカラオケ行ったり動物園行ったりと、休日も満喫しています。

「周りの人達に支えられ、毎日が楽しく過ごせているんだなぁ」

と日々感じています。

以上で、トヨタで働く管理栄養士のブログを終わりますpencil


何回かに分けて長々とブログを書かせていただきましたが、皆さんに役立つような内容でしたでしょうか?

このブログを見て、今後の皆さんの大学生活に少しでも良い影響を与えられたのならば幸いです。また、これから管理栄養士を目指す高校生のみなさんが、管理栄養士の仕事のやりがいや楽しさなどを感じてもらえたら幸いですnote

忙しい毎日だと思いますが、これからのご発展をお祈りします。

では、さようなら(^o^)/☆

2009年7月15日 (水)

トヨタで働く管理栄養士(その4)

こんにちはpaper

トヨタ生活協同組合の管理栄養士、渡邉真吾ですwink

さて、前回のブログでもお伝えしたとおり、今回は職場でどのような業務内容を行っているかについて説明したいと思いますpencil

トヨタの管理栄養士は、最初の1年目は各食堂に配属され、 「現場を知る」 ことから始まります。 現在トヨタでは計131箇所の食堂が運営され、種類は工場・事務・技術・寮・病院など様々です。

これらのどこかに配属されますが、その配属先によって1日の食数は異なり、それぞれで臨機応変な対応が求められます。
(大まかに、200~3000食くらいの差がありますsign03

こうした現場経験を積んだのち、2年目からは栄養士業務を中心に

fullmoon 献立作成
fullmoon メニュー開発
fullmoon 顧客満足度調査
fullmoon 現場指導 など

1年目の経験がないとできない仕事が中心となります。

下の写真は、 「皿うどんセット」 です。

Photo

長崎県の名物である皿うどんとカステラを添えて期間限定で販売しました。

そして、3年目以降は特定健診の保健指導や新食堂のレイアウト作成、さらには海外支援の仕事などが主な業務内容となってきます。

ここで 「海外支援」 について少し説明します。

親会社であるトヨタ自動車が海外で事業をする際、海外での長期滞在が余儀なくされます。

そのため、車の売買のために海外に拠点を置くためには、普段の食事をサポートするために管理栄養士の同行が必要となってきます。

現在は・・・

チェコ、ポーランド、中国、アメリカ、カナダ・・・・・

と、支援実施国と支援計画中の国を合わせて9カ国で活動中です。

海外では日本の法律ではなく、その国の法律に従事するため、健康増進法で定められている管理栄養士の必置義務とは異なりますが、国家資格を持つ管理栄養士でないと現場の人達の指導に説得力がありません。(「世界のトヨタ」である以上、海外で食堂を立ち上げるなら管理栄養士がいなければ日本のレベルも問われますしねgood

管理栄養士は患者のQOLを向上させることはもちろん、海外支援をすることによってトヨタ車の売り上げに大きく関わり、さらにはGDP(国内総生産)までも動かすことになります!

トヨタで海外支援することはここまでの影響があるのです。

みなさん、これはすごいことではありませんか?

管理栄養士の可能性は本当に大きいですshine

是非、みなさんも管理栄養士として社会で活躍してほしいです。

さて、次回は

休日や寮での生活について書きますので、また楽しみにしていてくださいねhappy01

2009年7月 9日 (木)

オープンキャンパス迫る!

こんにちは!健康栄養学科教員のMです。

今日は、いよいよ迫ってきた オープンキャンパス の流れや内容についてご紹介しますsign01

来る7月18日(土)には、第1回オープンキャンパスshineが、午後1時から開催されます(受付開始は0時30分です)。

まず、全学科対象の「オープニングプログラム」が1時30分まで行われ、その後は「学科別のプログラム」に分かれます。

学科別プログラムの初めには、1時50分~2時10分までの20分間、学科説明があります。

ここでは、スライドを用いて・・・

   flair管理栄養士の資格取得について
   flair授業の構成について
   flair活躍の場について
   flair健康栄養学科の特徴的な取り組みについて


などが紹介されます。

わからない点があったら、遠慮無く質問してくださいsign03

そして学科説明の後には、イベントの目玉とも言える3つのプログラムが始まります。

   その1は・・・「体験コーナー」
   その2は・・・「実験コーナー」
   その3は・・・「質問コーナー」  です。

「質問コーナー」はいつでも対応しますが、他の2つのコーナーは入れ替え制となってますので、当日のプログラムで実施時間を確認するよう注意してください。

今回の「体験コーナー」のテーマは、

   「食事バランスコマの活用shine

「食事バランスコマ」はきっとどこかで見ていると思いますが、もし知らなかったらインターネットや図書館で検索してみてください。当日の中身がグッと濃くなりますよgood


次に「実験コーナー」ですが、

   one 野菜の重量測定
   two お菓子のエネルギー当てクイズ
   three 食品の塩分測定


threeつの企画を用意していますup

詳しい内容をここでは書きませんが、とにかく参加してもらえばきっと楽しめます。もちろん楽しいだけではなく、食品への理解がグッと深まりますgood

最後に「質問コーナー」ですが、ここでは学科教員と在学生が対応します。
入試のことははもちろん、入学後のキャンパスライフについて、卒業後の進路についてなどなど・・・どんな質問にもお答えしますhappy01

特に、在学生の回答はたいへん参考になるようです。是非一度立ち寄って、疑問点や不明点を解消してくださいdash

もちろん当日は学科別プログラムと並行して大学全体について説明する「大学概要説明」「AO入試説明会」なども開かれます。午後4時30分までの時間を有効に活用できるように、予めパンフレットやホームページの情報をよく見ておいてください。

以上、オープンキャンパスの学科別プログラムについてご紹介しました。

当日会場でお目にかかれることを楽しみにしております。よろしくお願いします。

>> オープンキャンパスの詳細はこちら

>> 申込みはこちらから

2009年7月 8日 (水)

トヨタで働く管理栄養士(その3)

こんにちはpaper

トヨタ生活協同組合の渡邉真吾です。

さて今回は、就職活動の具体的対策について書きますpencil

面接対策では、どんな質問・問題でも答えられるように、就職活動の枠にとらわれない本を独自に探して読み、 仕事に対する意識を高く持って 面接に望みました。

downwardright写真は当時読んでいた本です。
Photo
(これ以外にも就職活動用にエントリーシートの本、面接の本、一般常識の本、SPIの本も熟読しました。)

また、新聞を毎日読んでは気になる記事を スクラップ して集め、社会に対する自分なりの意見を話せるように準備もしました。

downwardright例えばこんな感じ。
Photo_2

2
(中国産冷凍餃子の問題が浮上した時期の記事と、食事バランスガイドの記事の書かれた本です。)

その他にも、志望順位の低い企業を練習の意味も含め受け、面接慣れも行いました。

さらにトヨタでは、管理栄養士の国家試験問題も筆記試験であったため、就職活動と平行して国家試験の勉強も同時にする必要がありました。
(当時は時間がなかったため、過去問3年分をやってわからない箇所をキーワード集で調べることくらいしかできませんでしたが。。。sweat01

これだけの周到な準備をして、トヨタの面接に挑みました。

本番ではやはり緊張したので、すべて思い通りに話せたわけではありません。

ですが、最後は私自身の熱意が伝わったから、あの高い倍率で内定という結果につながったのだと思います。

トヨタから内定をもらったのは5月中旬です。結果として7社受けて3社から内定をいただきました。

約半年間、就職活動に時間を費やしましたが、どの活動も無駄なものはなく、充実した日々だったと改めて感じていますshine

もし就職活動をしていなかったら、本も読まず新聞にも目を通さず、社会に対する意識は低いままだったでしょう。

就職活動は、社会人として自分自身を高める良いチャンスなので、積極的に動いてほしいですsign03

さて、3回にわたって書かせていただいた就職活動についての報告でしたが以上で終わりにさせていただきます。

次回からは、トヨタ生活協同組合で管理栄養士がどのような業務内容を行っているか、トヨタの最先端の仕事をまた書き込もうと思います。
(もっとも、まだ働いて1ヶ月程度なのですべては把握していませんが・・・)

是非楽しみにしてお待ちくださいnote

2009年7月 1日 (水)

トヨタで働く管理栄養士(その2)

こんにちはpaper

トヨタ生活協同組合の渡邉真吾です。

さて、前回に引き続き今回のブログでは、就職活動で具体的に何をしたかを書いてみたいと思いますpencil

大学3年生の12月、就職活動の最初は何もわからなかったので、できるだけ多くの企業説明会に出席しました。県内だけでなく、東京の合同説明会などにも参加すると、規模の大きさ、企業や学生の多さなど、思いがけない出会いもあってかなり刺激になりますgood

こういった刺激は、 「自分で行動」 し、 「自分の目で見て確かめること」 が大事なんだなぁと、就職活動を終えてからも強く感じます。

数ある企業の中でなぜ「トヨタ生活協同組合」を志望したかというと、給与や福利厚生、労働条件や離職率など、自分にとって求める条件があらゆる面で優れていたからです。

これはたくさんの企業を研究していないと判断できないことだと思います。

その条件下で、管理栄養士として最先端の設備で最先端の仕事ができる、というのが一番の魅力でした。(もちろんトヨタもマイナビなどインターネットを通じて知り、実際に足を運んで説明会に出席して情報収集しました。)

実際に4月から勤務してみて、充実した新人教育をはじめ、『TOYOTA』グループという社会的認識度の高さ、さらに12人の管理栄養士の同期がいる環境はとても恵まれていると実感しています。

しかし、内定を取ることは簡単ではありませんでしたsweat02

新潟医療福祉大学から初めての受験ということでしたので、もちろん知っている先輩はいませんsweat02sweat02

過去にどういう質問をされたのか?

筆記試験ではどういう問題が出されたのか?

そうした情報も全くなく、おそらく他の学生と比べたら圧倒的に不利な状況での試験だったと思います。。。crying

こうした状況の中、どのような対策をとったのか・・・

続きは次回!お楽しみに。

健康栄養学科 詳細リンク